アジアカップトロフィーがお台場で展示…大会COO「豪では日本戦が最も人気」

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 2015年1月からAFCアジアカップ オーストラリア2015が開催されることに先立ち、21日から3日間、東京都お台場のメガウェブ トヨタ シティショウケースにて、AFCアジアカップトロフィーツアーが実施される。21日には会場にて大会組織委員会のCOOであるマーク・ファルボ氏と、日本サッカー協会の田嶋幸三副会長が出席し、記者会見が行われた。

 18日に大阪で開催されたキリンチャレンジカップ2014の日本対オーストラリアは2−1で日本の勝利に終わったが、同試合を観戦していたというオーストラリア人のファルボCOOは「日本は勝利に値しましたが、1月はオーストラリアが違う結果を出してくれることに期待したいです」、「オーストラリアのファンは(2011年アジアカップ決勝の)再戦を母国で見られることを心待ちにしています」と決勝戦で延長の末、日本に敗れた前回大会のリベンジを誓うと、田嶋副会長も「決勝戦を戦えるように頑張ります。前回王者としての誇り、日本サッカーとはこういうものだと見せたいですね」と意気込む。

 ファルボCOOは大会について、「最高の条件、環境を提供できるよう最大限の努力をしています」「(日本との18日の試合の)おもてなしのお返しをしたいです」とコメントすると、「多国籍の国なので、オーストラリア戦以外の試合も国民の関心度が高い」と、チケットの売れ行きが好調であることも明かした。特に前回王者で、大会最多優勝回数4回を誇る日本代表の役割について、「とても重要です。国民は日本がクオリティの高いサッカーを見せることを認識していますし、日本戦が最も人気になっています。目の前で試合を行うということでも期待値が高いと思います」と話し、日本代表の現地での人気の高さを語った。

 今シーズンのAFCチャンピオンズリーグを初めてオーストラリアのクラブであるウェスタン・シドニー・ワンダラーズが制覇するなど、成長を続けるオーストラリアサッカー。ファルボCOOは「10年前はAリーグもありませんでした。3大会連続でワールドカップに出場するといった結果も出せています。1月もいい結果を得たいですね」と手ごたえを話したが、「まだまだ道半ばです」「OFC(オセアニアサッカー連盟)からAFCに転籍したことが大きかったですね。ユースを含め、強化試合をたくさん組めるようになりました。AFCにとってもオーストラリアと戦えるようになったことは大きいと思います」と分析した。

 一方、「2018年のロシア・ワールドカップが最大目標ではありますが、代表は常に目の前の試合に全力で勝利することが目標です」と話した連覇を狙う日本の田嶋副会長は、「(初戦の相手)パレスチナはAFCチャレンジカップの決勝を見ましたが、全員がファイターで初戦としては侮れないチームで、イラク・ヨルダンも簡単に勝てる相手ではないので、まずはグループ突破が大事ですね」、「オーストラリアや韓国だけがライバルではないです。どこも簡単には勝てると思っていません」と、AFC加盟国のレベルアップに触れ、警戒感を強めている。

 アジアカップのトロフィーツアーは23日までお台場で開催。22日と23日は展示以外にも、元日本代表DF宮本恒靖氏と同FW福田正博氏(22日)、同MF福西崇史氏と同DF松木安太郎氏(23日)によるトークショーや、フリースタイルフットボーラーの徳田耕太郎氏によるパフォーマンス、バブルサッカーの体験コーナーなどが行われる。