アンドリュー・コーエン氏

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香港の格安航空会社(LCC)の香港エクスプレスは、羽田空港就航1周年を迎えたのを記念して、羽田-香港便を増便するほか、新たに成田‐香港便の運航を開始すると2014年11月18日に発表した。

就航増便でシェア拡大をねらう

香港エクスプレスの副最高経営責任者、アンドリュー・コーエン氏によると、11月16日から羽田-香港間を1日2往復とし、12月8日から成田-香港間で1日1往復の定期便が就航する。

成田空港は、香港と結ぶ定期便も多数就航しているうえ、都心とのアクセスに不便さがあり、路線の就航は挑戦的試みでもある。コーエン氏は「スケジュールの選択肢を増やすこと」と「東京の北部や千葉の利用者の利便性を考えて」決断したという。成田空港では第2ターミナルに就航予定。同ターミナルには競合他社の定期便も多数あるが、香港エクスプレスでは、価格や定時性に定評があるうえ、新たな機材を2機投入することにしており、他社と競争に勝つ自信があるという。成田便については今後の増便も視野に入れている。

香港では今年9月から続いている大規模デモの影響が懸念されているが、市内一部の交通状況が乱れている程度だという。同社の香港便は、搭乗率が90%を超える日もあり、新規旅客を中心に利用者数は伸びている。11月に東京・渋谷で実施したキャンペーンの効果などにより、今後は特に若者の旅行者が期待される。新たな増便で、日本と香港間の交流活性化、日本でのシェア拡大をねらう。