IWSC2014の様子

写真拡大

西酒造(鹿児島県)が製造する本格焼酎「宝山」の限定銘柄「天使の誘惑」が、世界3大酒類コンテストのひとつ「インターナショナル・ワイン&スピリット・コンペティション(IWSC)2014」で最高金賞を受賞した。本格焼酎業界では初の快挙という。

2014年11月13日(日本時間)にイギリス・ロンドンで開かれた授賞式に西陽一郎社長が出席し、IWSC2014の責任者であるローラ・カテナ氏からトロフィーを受け取った。

アジア圏で最優秀醸造元にも認定

宝山の代表銘柄である「薩摩宝山」と冷凍焼酎「万暦」も、それぞれ最高金賞に次ぐ「金賞」を受賞した。「エリア別最優秀醸造元」を決める「Spirits Producer」の選考でも、西酒造はアジア圏の最優秀醸造元となる「Asia Pacific Spirits Producer」として認定された。

受賞に当たり西社長は

「今回の受賞を機に、『本格焼酎』が日本の國酒として、世界中の人々に認識され、親しまれるきっかけになることには大きな意義があると思う。今後も心から『おいしい』と感じていただける焼酎をお届けできるよう、焼酎造りに精進する」

とのコメントを発表した。

最高金賞の「天使の誘惑」は、鹿児島県産のサツマイモ「黄金千貫」を、白麹で仕込み、専用の樫樽で7年以上の長期間、貯蔵・熟成させたもの。「芋焼酎は長期貯蔵・熟成には向かない」という常識を打ち破るため、ウイスキーで用いられるオーク樽を使うなどさまざまな試行錯誤を重ねた。「長期熟成によるピュアで深い芋の香りと、上品な甘み、また、トロリとした独特の口当たりが味わえる」という。