日本と韓国が“観光戦争”・・中国人客獲得で激しい火花―中国メディア

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中国メディア・澎湃は20日、日本と韓国が中国人客を奪い合うために激しい火花を散らす“観光戦争”を繰り広げていると報じた。主な内容は以下のようなものだ。

先ごろ中国で行われたアジア太平洋経済協力会議(APEC)に合わせて日本の安倍晋三首相と中国の習近平国家主席が会談したことで両国関係が改善に向かい、中国人観光客が日本の経済成長を押し上げる状況がみられることも期待される。

一方の韓国も黙ってはいない。“韓流”と美容整形人気で韓国を訪れる外国人の半数が中国人客という状況の中、中国人客をさらに増やすため、日本との“観光戦争”を繰り広げている。

今月16日、上海では2014中国国際観光見本市に日本の太田昭宏・国土交通相らが訪れ、日本観光の魅力をアピールした。太田国交相は「中国市場は急速に成長している。かつて、日本を訪れる中国人客の目的地は主に東京や大阪だったが、近年は北海道や神戸、奈良などにも広がった」と語った。

日本が17日に発表した今年7〜9月期の国内総生産(GDP)速報値は年率換算で1.6%減で、2期連続のマイナス成長となった。こうした中、中国人観光客が日本経済に与える影響は大きい。

一方の韓国も中国人客獲得に躍起だ。今年7月に習主席が韓国を訪問した際、両国は共同声明で2015年を「中国観光年」、16年を「韓国観光年」とすると表明した。

韓国観光公社によると、今年1〜9月に韓国を訪れた外国人のうち43.9%、468万人が中国人で、国別最多だった。

中国の韓国旅行ブームには、ドラマなどの“韓流”人気が大きく影響している。ある上海市民は大ヒットドラマ「星から来たあなた」を見て主演した韓国俳優のファンになり、韓国語を独学で勉強中。来年には韓国旅行に行く計画だという。

「整形旅行」も中国人に人気だ。聯合ニュースの報道によると、昨年、整形外科を受診するために韓国を訪れた外国人は2万4075人で、このうち67.6%が中国人だった。

産経新聞の報道によれば、韓国を訪れる中国人が増える半面、日本からの観光客は減っている。韓国は日本人客の減少分を穴埋めするため、中国人客の獲得に必死だ。

(編集翻訳 恩田有紀)