テレビ東京のバナナ社員「ナナナ」が番組をサポート。MC陣との掛け合いも楽しい。LINEスタンプをはじめ公式グッズも人気。

写真拡大

親にも友達にも言えない悩み、しかもドン引きされちゃうような内容ならば、いっそのことジャニーズのアイドルに相談してみるのはどうだろう。

10月からスタートした『トーキョーライブ22時』(テレビ東京)。毎週日曜の夜9時54分から放送している番組で、ジャニーズのMC陣、松岡昌宏(TOKIO)、堂本剛(KinKi Kids)、相葉雅紀(嵐)、小山慶一郎(NEWS)、安田章大(関ジャニ∞)の5人が週代わりで登場する。しかも生放送!

この番組は今年3月に2週間限定の特別番組として放送されたもので、10月からはレギュラー番組に昇格して帰ってきた。豪華MC陣による生放送というだけでも見ものだが、特に注目したいのは「みんなでお悩み解決!トーキョーライブ」だ。

視聴者から寄せられた悩みを生電話で聞きながら、最終的な解決策を視聴者投票で決める。テレビのデータ放送や、LINEでテレビ東京(ID:@tokyolive)と友達になれば誰でも投票に参加することができ、LINEには毎回30万以上のユーザーがアクセスしている。MCの回答と同時に、みんなの意見も聞けるので説得力も倍増だ。

■かなり親身になって聞いてくれる堂本寂聴

誰にも言えない悩みも親身になって答えてくれる、その懐の深さにひたすら感動する。もちろんドン引きなんてしませんよ!

MCの中でも、丁寧に回答する姿から“堂本寂聴”というあだ名がついた堂本剛。彼からは回答というよりも説法に近いアドバイスがもらえる。

「上司のカツラがバレバレ…どう言えば?」という悩みには、上司のカツラの状態を詳細に聞くところからスタート。地毛とカツラの色が違い過ぎるという現状に「ヒーローものでいうとチャックが見えて、ちょっと気をつかうやつですよね」と気持ちを一旦受け止めた上で、こう切り出した。
「僕が思うにですよ、そのカツラをつけるということが、その恥ずかしいことだと、いけないことだと思っている周りがまず成長することが大事だと思うのですよ。理由あってカツラをつけなければいけないという日常を生きてらっしゃる人に対して、『カツラはよくないよ』というようなこと自体が違うと思うんですよね。だって自分らもいろんな事情があってこれ始めました、っていうことがあるわけですから」

まずは『カツラをつけていること自体がすごくいいことだ』というふうに、自分たちの心を入れかえて過ごすことを提案した。

「(意識を変えて)生活すると、人間は今まで見てたものは全く違うふうに見えてくる、かつ自分が成長しなければいけないところさえも見えてくるんです。だからその上司から人間の人徳、人間というものを教わるべく、まず自分たちの心を入れ替えて普通の日常生活をすれば、もしかしたら上司にさらっと言えるタイミング、あるいは上司のほうからズラっというタイミング…いや、さらっといえるタイミングが出てくる可能性が引きだせるんじゃないか。すみません、口がスルッとすべりました(笑)」

さりげなくカツラがらみのオチを交えて諭し、国民投票も「周囲の意識を変える」に65%の投票が寄せられた。「いい上司だから傷つけたくない」という投稿者の、愛するが故に悩んでいる心境を汲んで回答を導いた。そんな真剣に受け止める堂本の姿をみていた安田章大(関ジャニ∞)は、翌週の放送で「先輩、どれだけハードルあげるんですか」と自信なさげにつぶやいた。

■恋愛の格言が飛び出す、松岡の恋愛相談室

一方で、TOKIOの松岡による恋愛相談も見逃せない。「彼氏の嘘が止まらない、私だまされてる?」という30代女性のお悩みに松岡節が炸裂。

婚活パーティーで知り合った37歳の彼氏に、35歳だと嘘をつかれ、年収も2,000万円のはずが500万円だったというオチ。それでも彼が好きという相談者に対し、「(写真を見て)○○さん美人だね!」「まだ全然出会いはあるよ」と自信を持たせた。そして嘘つきな彼氏との関係について、否定することなく別れを促す。「必ず人っていうのは別れがある」、「よく言うじゃない、恋は涙の幕開けよ」と名言を連発。知人に言われたらイラっとするけど、松岡ならば腑に落ちてしまう、この説得力はさすがジャニーズ。

「(結果が出て)『やっぱそうだな』ってなるのと、『どうしよう』ってなるのと、一押しが欲しいときって人間ありますよ、(答えが)わかっててもね」という、松岡の寛大な心に包まれて、相談者も「スカッと大解決」の評価を下した。

ジャニーズタレントは、日頃からラジオなどでリスナーからのお便りに答えていることもあり、相談ごとはお手の物。しかもアイドルだけに、妙に説教臭くなったりネガティブなことを言ったりしないところが心地いい。どんな相談も一旦受け止めてからアドバイスするという、会話のテクニックにも忠実だ。失言が許されない生放送での言い回しは、普段の会話に取り入れたいほど参考になる。

お悩み相談の他にも、一般の視聴者との中継をつないだチャレンジと、一時間の間にたくさんのコーナーが詰まっている。3月の特番では、安田のために関ジャニ∞の丸山が手作りの粕汁を差し入れしたり、NEWSの小山が番組の冒頭でメンバーを招集したら、番組をみていた加藤シゲアキが駆けつけたりするサプライズもあった。生放送だけに、スムーズに進行しないことも多くてハプニングすれすれのスリルも味わえる。何より5人それぞれのトーンで番組が進行するので、毎回番組の雰囲気が大きく異なるのも見ていて飽きない。親子で見ても安心ですよ!

お悩みはトーキョーライブのHPにある応募フォームから送ることができるので、長いあいだ誰にも言えずにいた悩みを、思い切ってジャニーズのMC陣にぶつけてみては?
(柚月裕実)