ジャンボ尾崎の練習用アイアンで打ち込んだ!(撮影:米山聡明)

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<ダンロップフェニックス 事前情報◇19日◇フェニックスカントリークラブ(7,027ヤード・パー71)>
 火曜日に空路で宮崎入りした石川遼は、この日のプロアマ大会で2年ぶりにフェニックスCCの芝を踏んだ。2008年に2位に入って以来、思うような成績を残すことができていない苦手コース。それでも、「最高のコース。こんなにも違く見えるのかと思った」と語るなど、米国PGAツアーでもまれた今は、苦手意識よりも楽しみが先にきた。
60位の石川遼、成熟がゆえの迷い「半端な判断が多かった」
 狭いフェアウェイに洋芝の粘り気のあるラフ。コースから主戦場としているアメリカのにおいを感じた。「PGAでやっていることと同じ。ただ飛ばせばいいわけではなくて、フェアウェイキープが最優先になる。風もあるしフェアウェイも傾斜しているので、どういう球でフェアウェイに落とすのか考えなければいけない」。例年よりも深いラフは入れば「1打近くペナルティとしてもらうことになる」。さらに曲げて密集した松林にはいれば1ペナルティは確実だ。
 深いラフとテクニカルなコース対策に、クラブセッティングにも変化を施す。この日は通常入れている6番ウッドを抜いて、3番ユーティリティを試打。「低い球でドロー・フェードを打ち分けられるし、ラフからも打てる」と新兵器に好感触を得た。石川がセッティングにユーティリティを入れることは少ないが、上下左右を打ち分ける操作性に期待してバッグに入れる予定だ。
 ホールアウト後は練習場に足を運ぶと、居合わせた尾崎将司と長時間にわたってスイングについて話し合った。話しは練習器具にもおよび、ジャンボ特注の練習用アイアンを手渡されるとその感触を確かめながら日が落ちるまで球を打ち続けた。「先週勝てなかった時点で僕の中で賞金王はないと思ったので、(キャディの)サイモンには休んでほしかった」と妹の葉子さんをキャディに起用して臨む一戦。PGA並みのフィールドを次につなげる戦いにする。
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