<横浜のココがキニナル!>
ちぇるる野毛に屋内でサバイバルゲームができる施設がオープンするそうです。どんな施設か気になります!(miyukidさんのキニナル)

【写真】サバゲー参加風景を見る!

※本記事は2014年10月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。

サバゲーとは2つのチームに分かれ、エアガン(エアソフトガン)などで撃ち合うスポーツの一種。サバゲーのフィールド(ゲームを行う場)にもよるが、「18歳未満は参加不可」という“オトナの遊び”。

インターネットで調べてみると、サバゲーの施設は“あのシブい”「ちぇるる野毛」にオープンするようだ。「株式会社ASOBIBA(以下ASOBIBA)」に取材を申し込むと、すでにプレオープン体験の申し込み可能人数は「ほぼ満員」。だが、“滑り込みセーフ”で取材させていただけることに!

■横浜初! 「屋内型サバゲー施設」に突撃!

10月3日(金)。JR桜木町駅から徒歩5分ほどで「ちぇるる野毛」に到着。

“シブさ満載”の「ちぇるる野毛にサバゲー施設があるのか?」と歩いていると・・・
オープン30分前にもかかわらず、すでに待っている人が!

取材するため、中へ。「ASOBIBA」の正嵜亨さんにお話を伺う。

「ASOBIBA(資本金:2730万2000円)」は2013(平成25)年に設立。「サバゲー好きの飲み仲間6人でつくったんです(笑)」と正嵜さん。「とっても楽しい会社なんだろうな・・・」と想像する松宮(筆者)。

同社のコンセプトは“都会でサバゲーやろうぜ!”。 近年、サバゲーの人気は急速に高まっている。だが、フィールドは郊外にあり、都会にはほとんどない。なので、初心者には敷居が高いのだ。

そこで、都会にフィールドがあったら「誰でも気軽に参加できるのでは」と思ったのが会社設立のきっかけだったとのこと。でも、都会で広大なフィールドをつくるのは、家賃が高く大変だ。

しかし、ずっと空室だったり取り壊しが決定したりしている物件を見つけることで「安く借りられる」。これが「うちのビジネススタイルなんです」と説明してくれる正嵜さん。そのため、2013年(平成25)年にオープンした第1号店「ASOBIBA八重洲店」は期間限定だったため、「2ヶ月ほどでクローズ」。以前あった大門店は元銀行。その立地を生かし、“銀行強盗戦”をやっていたんだとか!

現在、同社は横浜や東京・板橋、台場のほかに大阪や名古屋、長崎など6つのフィールドを展開している。ちなみに板橋店の客層は「男女比が8対2」。台場はカップルが多く「男女半々」。通常、「ASOBIBA」ではゲームに参加できるのは20歳から。しかし、台場は家族連れも多いので「10歳からOK」。長崎の施設はハウステンボス内にあるそうで「8歳から参加できる」。

「ASOBIBA横浜桜木町店(以下、横浜桜木町店)」のオープンは10月11日(土)。

10月3日から10日まではゲームに参加できるが、“プレオープン期間”だ。

オープン前に利用したお客さんの意見を聞き、フィールドに反映させるという。なので、まだ「完璧にはできあがっていない」。同店は中長期運営を視野に入れた店舗であるため、「数年は営業する」そうだ。

ここで「なぜ桜木町にフィールドをオープンしたのか」と尋ねる。すると、神奈川の中心地である「横浜でオープンしたかった」と答えてくれる正嵜さん。年配の利用者が多いと思われる「ちぇるる野毛」にオープンしたのは、たまたま190坪という「サバゲーを開催するのに十分な広さがある物件が見つかった」から。

平日の営業時間は午後6時から午後10時まで。料金は4時間で3000円。土日祝は午前9時から午後10時まで営業。料金は6時間の二交代制で4500円。郊外にあるフィールドの場合、午前10時から午後5時までの利用で「3000円ほど」。郊外型フィールドと比べるとやや高いかもしれない。しかし、“アクセス抜群で使いやすい”のが「ASOBIBA」の魅力。また、レンタルも完備しており、「仕事帰りに手ぶらで来店できる」のがうれしいところ。

迷彩服(レンタル料1000円)とマスク(レンタル料500円)、そしてグローブ(レンタル料500円)。

「手袋をつけるのはファッション?」と思っていた松宮。が、「弾が手に当たるとものすごく痛い」ので「つけるのは防御のため」らしい・・・。迷彩服やグローブなどは“気分を出すファッション”という意味合いもあるが、「弾が当たっても痛くないように」と着るものなのだ。
 

迷彩服+グローブ+マスク+ガン(レンタル料2000円)=フルセットは合計金額から500円割引で3500円。

「横浜桜木町店」のテーマは“研究施設”。もともとはビデオ店が入っていた場所を改装わずか「1週間で研究施設にした」そうだ。

・・・ドキドキしながら中へ!

経費削減のため、施設の内装は「スタッフの手づくり(by正嵜さん)」。そのため、スタッフの方は連日徹夜だそう。でも疲れた様子ではなく、生き生きとしており、楽しそうなのがステキ!
 

■サバゲーの遊び方

サバゲーが普及し始めたのは1980年代。その後、2006(平成18)年には銃刀法の改正があり、ゲームに使用される銃の威力を規制。幅広く、多くの人が利用しやすいシューティングスポーツとしてのルールが確立された。 サバゲーは急速に普及しており、ここ数年で関東近郊に「20から30ものフィールドができた」とのこと。

続々とゲームの参加者が来場。

ルールは2つのチームに分かれ、撃ち合う。当たったら「ヒット!」と言い、退場。しかし、ゲームによりルールは変わる。よく行われるのは、相手の陣地にあるフラッグを取り合う「フラッグ戦」。ほかには特定の人物を守る「大統領戦」なども。

同店では、“銃に入った弾は0.2グラムまで、弾の速さは秒速90メートルまで使用可”というルールになっている。

ここで1ゲームの時間を尋ねる。すると、ゲームにもよるが「大体5分ほど」と正嵜さん。思わず「ええっ!」と驚く。実は「営業時間中、ずっと1つのゲームを行う」と勘違いしていた松宮。そのため、「ゲーム中にお腹が空いたらどうしよう・・・」と本気で心配していたのだ!
 

■参加者に直撃!

ゲーム開始時間が迫ってきたため、参加者の方々にインタビューを敢行することに! ・・・歩いていると、「人気キャラクターに扮した人」を発見!

「マ、マリオがいる!!!」

「シューティングゲームができるメイドカフェで出会った」というシリンダーさんとマリオ。

「サバゲー歴は1年ほど」というお二人。「(弾が)当たると痛い」と聞き、恐れおののいている松宮。「・・・・当たると痛いですか?」と聞くと、「デコピンみたいな感じですよ」とナイスな例えをしてくれるシリンダーさん。

と、「ものすごいサバゲーに慣れている」感じの男性を発見! 「サバゲー歴は30年ほど」というイチローさん。スーツ姿で参戦する姿は“サバゲー界の重鎮”という風格が漂う(以下、重鎮)。

■いよいよ参戦!

研究所らしく“博士?”が登場し、ゲームのルールを説明。

まずは赤&黄チームに分かれ、「3分間のフラッグ戦」を行うことに。
腕にチームカラーをつける。

だがしかし! 銃の使い方がわからない松宮。最初のゲームはパスし、正嵜さんにレクチャーしていただく。フィールド以外では安全装置をロックして「弾が出ないようにする」と教えてくれる正嵜さん。
 

フィールド以外では安全装置とマガジンをロックし、「弾が出ないようにする」のが決まり。銃の使い方を習い、正嵜さんにお礼を言う。すると・・・ものすごい銃が登場!
 

重すぎるため1人で持てず、大騒動。

ゲームへの参加時間が近づくにつれ、「どうしよう・・・」と大緊張! すると、「うちのスタッフが参加するんで」「大丈夫ですよ!」と正嵜さん。
 

頼もしい柿沼さん(以下、ボス)。

「ゲームでどう振る舞ってよいか」まったくわからない松宮。「・・・ボスについていこう」と決意し、いよいよゲームに参戦!

■ゲームスタート!

マスクを着用し・・・超ドキドキしながらボスとフィールド内へ!

スタート前は「ドッジボール開始前」か「マラソン大会直前」と同じくらいのドキドキ感だ。

・・・胸が高まる中、ゲームスタート!!!

「まずは銀色の壁まで行きましょう!」とボス。「銀色の壁まで?」と不安げに言うと、「援護しますから大丈夫ですよ!」と力強いお言葉。勇気を出し、弾が当たらないようにかがんで走る。

が、走ると弾が飛んでくる! ドキドキしながら超ダッシュ!!!
 

ナゼか大きく脚を開き、ストップする。

「また壁まで行きましょう!」とボスは状況を見ながら瞬時に判断を下す。サバゲーは「どこを通って攻めるか」を考えながら打つという、頭と体を両方使うスポーツなのだ。
 

壁際で姿勢を低くしながら作戦会議。

「右、3人いるぞ!」と声を掛ける重鎮。「さすが重鎮!」と心の中で呟く松宮。“ゲームには指令塔のような人がいるんだな”と初めて知る。

右側には敵がいるらしく、ヒットした人が手を上げ去っていく。

「敵がいるな・・・」と呟くボス。ここで急遽作戦変更。
 

中央を突破することに!
とにかく弾に当たらないようにしながら、前に進んでいく。

「こっち、こっち!」と手招きするボス(後ろ姿は重鎮)。
ボスを信じてひたすら走る!

すると・・・「ゲーム終了!」との声が!

「え?・・・」状況がつかめず、ボーっとしていると「(味方が)フラッグを取ったんですよ!」とボスが説明してくれる。一発も弾を撃たないまま、“いつの間にかゲームが終了”。
 

「一発も弾を撃たないまま、ゲームが終わっていました」とボスに報告。

しかし、「日常生活にはない緊張感」を感じていたため、体はぐったり。そして体にはじっとりとした汗が! ダンスやスポーツにした後にかく汗ではない。これは“もっと内側からにじみ出るような汗”なのだ!

弾抜きをしてセーフティーゾーンへ。

弾が飛び交う中、戦場カメラマンさながらに写真撮影を敢行したギッシー(はまれぽ編集)。弾に当たりまくったらしく、その痛みは「まさにデコピンと同じだった」らしい・・・。「だ、大丈夫?」と言いながら痛みを想像し、身を固くする。
 

■ついに弾を撃てるのか!?

数分休憩し、陣地を入れ替えて次のゲームが開始。
姿勢を低くしながら「あそこまで行きますよ」とボス。

・・・開始直後からさっきよりも仲間が撃たれている様子。建物の影から顔を出すと、ヒュンヒュンと弾が飛んでくる!!!
 

「あの白い部屋へ行きましょう」との指令。

「白い部屋!」「ちょっと距離があるけど大丈夫かなあ・・・」と若干ためらっていると、「後ろから守りますから」とボス。

姿勢を低くし、ボックスの影へ滑り込む。
白い部屋まで「あともう少し!」

だが、白い部屋は激戦地。敵はまったく見えないのだが、ちょっとのぞくと弾が100個くらい飛んでくるように思える。と、ここで「ヒット!」と重鎮が退場。「ええっ!」と思っていると、ボスまでもがヒット!!! 
 

次々と味方が撃たれ、ついに1人に!

どうしよう・・・。「でも撃ちながら前に進むしかない!」と決意。撃ちながら前に進んでいくと・・・

バウンドしてきた弾がマスクにヒット!!! 弾はバウンドしていたため、さほど痛みは感じない。
 

「ヒット通りま〜す」と言いながら退場。

・・・顔が笑顔なのは、「初ヒットしちゃった!」という気はずかしさと「この緊張感ある場から解放される」という思いによるものだろう。

帰り際、スタッフの方々&参加者の方々にお礼を言う。すると、「お疲れっしたー!」と口々に言ってくれる。「サバゲー」というと、“入りにくいコアな世界”かと思っていたが、皆とっても親切で話しやすかった!

・・・翌朝。目が覚めると、“日常では感じない緊張感”に身を置いていたため、全身に筋肉疲労が! しかし、心地よい疲れだった。

■取材を終えて

オトナになると、“知っていること”が増えていき、新しい経験が少なくなる。もしくは「新しい世界に飛び込むのをためらってしまう」のかもしれない。そんな中、サバゲーはオトナの初心者でも気軽に体験できる“非日常の刺激的な世界”だった!

まったく知らない人々と同じ目的を持つことにより、一体感が生まれて親しくなれるのも楽しい。駅近&手ぶらで来店できるので、また参戦したい!
 

―終わり―
ASOBIBA桜木町店
住所/横浜市中区野毛町3丁目160-4 ちぇるる野毛2F
電話番号/070-6425-1001
営業時間/平日 16:00〜22:00(貸切予約は9:00〜も可能)土日 9:00〜22:30
URL/http://asobiba-tokyo.com/fields/sakuragicho

※本記事は2014年10月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。