固定費の見直しはその後の節約努力が不要!
男性向きの家計リストラ法だ

 老後に向けて貯蓄を増やしたいなら、真っ先に着手したいのは固定費の見直しだ。食費や水道光熱費などのようにその月によって支出額が変わる「変動費」の見直しは、毎日努力を続けていかなくてはいけない。その点、通信費や保険料といった固定費の見直しは、一度やってしまうと翌月から支出が減り、その後の日々の努力は不要になるので、男性に向いている家計リストラ方法なのである。今回は、保険を見直しして保険料を減らすテクニックを紹介しよう。

「保険」についての考え方は、世代によって大きく異なる。日本人は保険好きと言われているが、それでも20〜30代は「安く入りたい」「自分に合ったものを選びたい」という意識は高いし、不要なものにはお金を払いたくないと考える人は少なくない。

 一方、40代バブル世代より上の人は、「保険は必ず入っておくもの」と考える人が大多数で、若い頃から「勧められるままに入った」保険を継続している。この世代にとって「保険は空気みたいな存在」なのだが、これはいけない。たとえば、世帯で月5万円の保険料を払っていると、年間60万円、20年間で1200万円にもなるのだ。空気と違って、保険はタダではない。高い買い物をしていることを自覚しよう。

 月5万円の保険料を2万円削減できたとすると、20年間で480万円。保険料が減った分、積立貯蓄の金額を増額すると、老後資金作りに役に立つ。60歳までに返済が終わらない住宅ローンの繰り上げ返済にも活用できる。

 最初に保険料を安くする3か条を見てみよう。

(1)目的に合わせて保険を選ぶ
   〜死亡保障と医療保障は別々に考える

(2)民間の保険に入る前に「すでに持っている保障」を知る
   〜国の保障と勤務先の福利厚生は見逃せない

(3)必要な時期だけ保障を買う
   〜子どもの成長とともに高額な保障は不要になっていく

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