コンピューター科学の栄誉「チューリング賞」、今年は賞金約1億円

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「コンピューター科学のノーベル賞」とも言われる「ACMチューリング賞」の賞金が100万ドルとなった。今年から単独スポンサーになったグーグルが、賞金額を4倍に拡大したのだ。

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コンピューター科学者にとって、ACMチューリング賞は、できることなら受賞したいと望む最高の賞だ。そして今回からその賞金が一層大きくなる。グーグルが賞金ファンドを4倍に増やし(PDF)、250,000ドルから100万ドルにしたからだ。

グーグルは、インテルとともに長年この賞のスポンサーを務めてきたが、今回は単独で賞金ファンドを提供することとなり、それに伴い、この賞を受賞者にとって金銭的見返りがより多いものにしようとしたのだ。

ACMチューリング賞は、アラン・チューリングにちなんだ賞で、「コンピューター科学のノーベル賞」とも言われている。計算機科学分野の国際学会「ACM」(Association for Computing Machinery)によって1966年に創設され、IT界の発展を支えるシステムやその基盤となる理論的基礎をつくったコンピューター科学者やエンジニアの栄誉を称えてきた(歴代受賞者はこちら)。

2013年のチューリング賞は、コンピューティング・システムの信頼性と一貫性を向上させた功績により、マイクロソフトの主任研究者であるレスリー・ランポートが受賞した。ただしランポート氏は、コンピューター科学分野における自身の天才的才能が花開くのが、あと1年遅ければよかったと思うかもしれない。

2014年のチューリング賞受賞者は2015年初めに発表されることになっており、その人物が、増額された賞金を最初に手にする栄誉を得るからだ。

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