6位に後退した藤田寛之、肩痛の影響で思うようなパッティングができなかった(撮影:上山敬太)

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<三井住友VISA太平洋マスターズ 3日目◇15日◇太平洋クラブ 御殿場コース(7,246ヤード・パー72)>
 単独首位からスタートした藤田寛之は、4バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの“73”でトータル7アンダーでフィニッシュ。3日目を終えた上位の中にあって唯一オーバーパーのラウンドで、6位タイと後続集団に飲み込まれた。
単独首位浮上の藤田、イーグルフィニッシュは“勇太”のアシスト?
 「相変わらずショットがダメでしたね」。この日は出だしからボールがつかまらず右へのミスが続発。停滞して迎えた9番ではフェアウェイからのセカンドが「シャンクした」とグリーン右の林に打ち込むなど安定感を欠いた。後半は15番でセカンドをグリーン左手前バンカーに入れてダブルボギー。「ショットが良くないとああやってボロがでる。(バンカーがかからない)もっと右を狙えばいいんでしょうけど、欲が出てギリギリを狙ってしまった」とミスを悔やんだ。
 今年夏場から悩まされている左肩痛は、戦いが続くにつれて痛みを増しており、今大会にも注射してのぞんでいるが状態が上向くことはない。「左腕に力が入らなくて、ダウンスイングでクラブが戻ってこない。パターもゆるんでしまう」。この日も何度も見せた左腕を気にするそぶり以上に、内側で45歳の体は悲鳴をあげ続けている。それでも、弱音は吐かない。「それは理由にならない。その中で結果を出していかなければならないのが我々ですから」。
 今大会で勝利を飾れば、2度目の賞金王獲得へランク1位の座に立つこととなる。頂点に向けては「まだ気にしない」としたものの、周りの期待の高まりももちろん感じている。「1回目より欲しいと思っているし、期待に応えるのも我々の仕事のうち。可能性があるうちは頑張っていこうと思う」。まずは3打差で迎えた最終日。「ショット次第。(悪いクセの)開く動きがでなければ面白い」。タイトルは十分に意識しながらティグラウンドに立つ。
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