<三井住友VISA太平洋マスターズ 2日目◇14日◇太平洋クラブ 御殿場コース(7,246ヤード・パー72)>
 2010年、2012年と2度この地で劇的な優勝を飾った石川遼。しかし、この日も御殿場コースは思うようなプレーをさせてくれなかった。1オーバー40位タイからスタートした石川は2バーディ・1ボギー・2ダブルボギーの“75”で3つスコアを落とし、トータル4オーバーでホールアウト。プロ転向後トップ10を外していない好相性の大会で、60位タイとギリギリでの予選通過となった。
石川遼、40位タイ「バッバがトーナメントをひっぱる存在になる」
 試練は早々に訪れた。大ギャラリーが見守る中1番で放ったティショットは左の林へ。セカンドは「林を抜けて池の手前くらいかなと思っていたけど」と前方を狙うも、木に当たって跳ね返り約10ヤード後方に落ちた。このホールをダブルボギーとし流れに乗り損ねると、4番パー3ではティショットをグリーン左手前の池に落として2つ目のダブルボギーを叩いた。
 「ダボスタートで、3番パー5でもバーディが獲れなかったので、ちょっとバーディしか見えていなかった」。左から7ヤードに切られたピンに対して、クラブを当初より1番手落としてドローボールでの攻めを選択したがこれが裏目。「あのピンは攻めていくピン位置ではなかった。自分の技量を過信しすぎていた部分もあったかもしれない」。出遅れによる焦りが無理な攻めにつながり、悪い流れに拍車をかけた。
 後半11番、14番と2つのバーディを奪って予選通過ラインに踏みとどまったものの、最終18番ではセカンドショットをグリーン左に大きく外し、テレビ中継用のテント裏に打ち込むなどショットに不安は残る。「自分の力はどこまでなのかというトライになると思う。ここまで来たら1日1日区切って、その日のベストスコア、コースにチャレンジしていきたい」。明日は裏街道の最終組スタート。自らの浮上を信じて、暗くなるまでボールを転がし続けた。
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