FIFA、W杯招致問題でロシアとカタールに重大な不正はなかったと結論

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 国際サッカー連盟(FIFA)は13日、2018年W杯ロシア大会と2022年W杯カタール大会の招致活動の問題で、重大な不正はなかったと発表した。これにより、開催地の再投票は行われない。

 2010年12月2日に行われたFIFA理事会で、22人の理事による投票により、18年にロシア、22年にカタールでの開催が決定。しかし、この投票過程で、投票権を持つ複数の理事に金銭を贈与した疑惑が報じられるなど不正があったとし、FIFAの倫理委員会が調査を行っていた。