12日放送の「ひるおび!」(TBS系)で、プロテニスプレイヤー・錦織圭が、ATP(男子プロテニス協会)ワールドツアー・ファイナル準決勝進出の可能性について、石井大裕アナウンサーが、「まったく問題ありません!」「勝ちます!」と自身に満ちた解説をした。

この日の番組では、11日の同大会で、錦織圭がスイスのフェデラーにストレート負けしたニュースを取り上げ、錦織が準決勝に進出できる可能性について、スタジオでシミュレーションを行った。

司会の恵俊彰が「まず確認したいのは(錦織は)1回負けたけど、まだ大丈夫なんだよね?」と訊ねると、自身も過去にアマチュアのテニス選手として鳴らした石井アナは自信満々に「まったく問題ありません!」と即答した。

すると、恵は「あのね。“問題ありません”なのか、“まったく問題ない”のか、(この2つは)えらい違いなんですけど」とツッコミを入れ、コメンテーターの八代英輝も「だいぶ説得力に響いてきますよ」と一言、スタジオが笑いに包まれた。

その後、恵はスタジオに用意された各選手の勝敗表を指して解説を始めた。錦織はイギリスのマリーに勝利し、フェデラーに敗北して1勝1敗、一方のフェデラーは錦織とカナダのラオニッチを相次いで破り、2勝0敗の成績を収めている。

この日の試合で、マリーがラオニッチを下し、錦織と対戦成績で肩を並べたことに触れ、元女子プロテニスプレイヤーの沢松奈生子氏が「3人の選手が並ぶようなことになってくると、どれだけセットを取ってるかというのも…」とコメントすると、石井アナは「沢松さん言ってしまいましたね、もう。そこからなんです!」と発言をさえぎり、今後の試合を予測し始めた。

石井アナは、錦織が準決勝に進出するためには最終試合が重要になると指摘したうえで、次のラオニッチとの試合では錦織が勝つと予想した。そして、フェデラーが次の試合でマリーに勝てば、理想的な形ですべてが進むと話をまとめた。

鮮やかな予測に、恵が「最高の形ですね!おめでとうございます!」と叫ぶと、スタジオから拍手が巻き起こった。

沢松氏は、石井アナの見立てについて「こうなると思います。石井さんと話し合った結果、こうなると」と、番組の舞台裏で同様のやり取りがあったことを明かした。

石井アナはフェデラーがマリーに勝てなかった場合の予測も披露した。この時、フェデラー、錦織、マリーが2勝1敗で同率に並ぶことになるのだが、石井アナはセットを多く制した人が最終的に勝利すると熱弁し、セット数でも決まらなかった時はセットを構成しているゲームでの得点が勝敗を左右するのだと説明した。

フェデラーの25点、マリーの21点に比べ、錦織の点数が17点と低いことについて「現状(錦織は)マズいことになってませんか」という声が上がると、石井アナは「いやいや!錦織選手は勝つんです!」と強弁した。続けて、錦織は最低12点は確保できるからと白熱した口調でその理由を語り、改めて「まーったく問題ないわけです!」と強調した。

すると、沢松氏は「結論からいって、(石井アナには)色々紹介していただきましたけど、錦織選手が次勝てばなんら問題はないので、それ以外の説明はいらない」とピシャリと言い切り、スタジオは笑いに包まれた。

シミュレーションは結局、錦織がラオニッチに勝てば全て丸く収まるという、最初に石井アナが語った結論に立ち戻った。石井アナが「フェデラーにはある程度頼らなければいけない部分もある!昨日の敵は今日の友ですから!」と言うと、八代も「応援しましょう!」と同調し、スタジオはフェデラーを応援するという展開になった。

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