モラスコーチ

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アギーレ監督が母国メキシコでの表彰式に参加するため日本代表合宿を離脱した。その間、代わりに指揮を執っているのがイングランド出身のスチュアート・ゲリングコーチ。また、戦術練習の前までは、スペイン人のフアン・イリバレン・モラスコーチが指導する。

この2人はどんな人物なのか。

ゲリングコーチは1989年から1992年までリバプールでプレー。その後、リバプールのアカデミーコーチなどを務めていた。モラスコーチは2002年、アギーレ監督がサラゴサを率いていたときからの仲で、メキシコ代表のスタッフを務めたこともある。

今回、練習の最初に円陣を組んだとき一番最初に話をするのはゲリングコーチ。そこから笛を握り、練習を指導するのはモラスコーチになる。いくつかのメニューをこなして、クロスを上げるなどのフォーメーション練習に移行したときからゲリングコーチが指導を始めるが、選手入れ替わりのタイミングなどはモラスコーチが笛で合図するため、一見誰が指揮しているのかわかりにくい。

2日目の練習は、反面を使っていつものように狭い地域でのゲーム形式のトレーニングをしている横で、ゲリングコーチが守備陣を並べてボールを持っている相手選手へのアプローチの距離感や、サイドバックが1人引っ張り出されたときのカバーなどを確認した。

モラスコーチもフィジカルメニューの中で、非常に細かくコーンを置く位置を整え、選手間の距離を大切にしている。コーチ2人の練習の中にも、「アギーレ流」をハッキリと見ることができるのだ。

ちなみに、ゲリングコーチもモラスコーチもともに独身。ゲリングコーチは「とてもバランスが取れた人物」と関係者は言う。また明るいモラスコーチだが、何かを聞かれるとそのことの背景からずっと話し始め、なかなか止まらないので、他のコーチは最近聞くのに疲れ気味なのだとか。

【日本蹴球合同会社/森雅史】