「なぜこんな名前に...」 青森県が公募で決めた新米の名前にまさかの批判殺到

写真拡大

青森県が、先頃、新たに誕生した品種「青系187号」について、その名称を「青天の霹靂」としたことが、早くもネット上で物議を醸している。

「青天の霹靂」とは、青く晴れた空に、突然、霹靂(雷)が走るがごとく、突然何かが起きることの例えだが、一般にはあまり良いニュアンスでは用いられず、むしろ、突発的に起きた災難などについて述べる機会が多いため、ネット上からは「なんでこんな名前にするんだ ?」「常識を疑う」「一生懸命つくった米にこんな名前つけること自体が既に青天の霹靂」といった声が相次いだ。

寄せられた応募作品の中から、今回の名称に決定したことを受け、「晴れ渡った空に突如現れた稲妻のような、鮮烈な存在にしたい」と意気込みを語った三村申吾知事。コメの最上級の食味を示す「特A」取得を目指すというが、そのプロセスにおいて、今回の命名を巡る批判が、まさに「晴天の霹靂」とならぬよう、祈るばかりだ。

文・今岡憲広

■参照リンク