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曲芸師のニック・ワレンダが、3日(現地時間2日19:00〜)に綱渡りのギネス世界記録を2つ達成し、合計で10つの記録保持者となった。この模様はドキュメンタリーチャンネルの「ディスカバリーチャンネル」が220の国と地域で生中継し、現地でも多くの人がニックの挑戦を見守った。

これまで8つの記録を達成(ギネス認定は5つ)していたニックが新たに選んだ舞台は、「ウィンディー・シティー(風の街)」と言われるアメリカ・シカゴ。1つ目のギネス新記録は、シカゴ川に面したマリーナ・シティの西棟(65階建ての約179.3メートル)から対岸のレオ・バーネットビルディング(50階建ての約204.5メートル)まで、最大19度の傾斜がついた綱を渡るというもの。傾斜角度はビル8階分に相当する。もう1つの記録は、マリーナ・シティ西棟から東棟へ、目隠しでの綱渡り。目隠しはニックにとっても初めてのことで、1つ目の記録達成で疲労が残る中の挑戦だった。

ニックの世界記録は2001年にアメリカ・フロリダ州で達成した8人ピラミッドでの綱渡りにはじまる。2008年にニュージャージー州で高さ約41メートルでの自転車綱渡り、2010年にバハマ国で高さ約72.5メートルでの自転車綱渡り。2011年には、1978年に曽祖父のカール・ワレンダが命を落とした同じ場所で母と共に挑み、見事に成功した。同年にはミズーリ州でヘリコプターから歯でぶら下がり、2012年にナイアガラの滝、2013年に命綱なしでグランドキャニオンを渡り切った。

今回の新記録達成後、家族と対面したニックは「前回のグランドキャニオンでの挑戦時は孤独との闘いだったが、今回は観客の声援が聞こえた。本当にありがとう」と感謝。「風の街ならではの天候に左右されて、横風もあった。グランドキャニオンでの成功が自分の自信にもなっていたが、今回は前回以上に訓練を積んだ。それでも目隠しをしたとき、次の1歩に集中するのは大変だった」と振り返り、「来年は自分にとって45周年の年になるので、曽祖父がチャレンジした高さ600フィート(約182メートル)以上の場所で逆立ちして綱渡りに挑戦したい」と新たな記録達成に向けて意欲を燃やしている。

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