題3回TOYOSU会議


2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、新豊洲エリアが大きく生まれ変わろうとしている。東京ガス用地開発株式会社では、新豊洲エリアの開発テーマのひとつに「SPORT×ART」を掲げ、元陸上選手の為末大氏をチェアマンに迎え「第3回TOYOSU会議」を開催した。

会議では為末氏のほか、コミュニティデザインアドバイザーの清水義次氏、株式会社Xiborg代表取締役の遠藤謙氏、クリエイティブディレクターの栗栖良依氏が参加、それぞれの立場から街づくりについて意見を述べた。

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為末氏が「新しい豊洲スタイルって何か、コンセプトを明確にしたい」と話すと、清水氏も「新しいライフスタイルを見せることが必要」と続けた。

また、ロンドンオリンピック・パラリンピックを現地で視察した為末氏は、「ロンドンでパラリンピックが成功した理由は、(公共のバリアフリー化など)ハード面の改善、(車いすなど)福祉器具の性能の向上、そして最後にそれらをサポートする人の意識を変わったことにあると思います」と述べると、栗栖氏も「大会の時は国民の中に“ALL UK”という意識が芽生えていた。そして今も、障害者と健常者の壁を取り払うようなしかけが街にあふれている、完璧なバリアフリー設計が施されている」と現地での状況を振り返った。

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今回は実際に開発予定地に張られたテントの中で会議を実施。会場にはニューヨークで活躍中のアーティスト・曽谷朝絵氏のデザインによるアートフェンス「風の色(Color of wind)」も設置され、テーマである「SPORT×ART」を象徴付けていた。

新豊洲エリアの都市環境を活かし、市民にひらかれたスポーツコミュニティを指向するとともに、デザインやテクノロジー、環境意識や生活文化まで包含し、アートを広義に捉えたライフスタイルを発信していく予定。

さらに今回は2020年のファーストフードをイメージした食事を、西麻布「レフェルヴェソンス」のシェフである生江史伸氏が提供。「ブーランシジュリ ル・シュクレ・クール」のパンを使用したサンドウィッチやフレンチフライ、クラ ムチャウダーが登場し、食事を楽しみながらの意見交換になった。

TOYOSU会議では、街づくりに向けて活動の具体化を進める議論を継続的に行っており、第4回は12月に開催予定。

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