サンタクロースな彼は湯の町Flavor


「スマホ小説大賞」は3年目を迎えた公募文学賞。2014年は過去2回を上回る全9,967作品の応募作品の中からエンタメ文芸、ホラー・サスペンス、大人の恋愛小説部門などあらゆるジャンルの9本が受賞作に選ばれ、今回書籍化されたのはその大人の恋愛小説部門で受賞した「サンタクロースな彼は湯の町Flavor」(三交社/竹久友理子)。

■仕事に恋愛に悩む派遣OLの姿に共感?
主人公は派遣OLの沙織、34歳。次の派遣先が決まっておらず、合コンでは年下の男性にカチンとさせられ良いことなしだ。そんな時、実家の旅館を手伝うことになり、そこで出会ったのは宿泊者としてやってきたフィンランド出身のイケメン男性。彼との出会いから、沙織の人生には想像もしていなかった出来事が次々におこる……というストーリーだ。

まるで少女マンガのような設定だが、ターゲットは大人の女性。30代女性特有の悩みや、仕事についての細かな描写なども登場するので、自分のことのように共感できる人も多いかもしれない。

毎日の仕事に追われている人こそ、肩の力を抜いて読める大人の恋愛小説。