「ハロー、セルフィセルフィ」世界的流行の自撮り棒、イタリア観光地で露天販売に遭遇

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イタリア・ベネチアより。アドリア海の美女と形容されるこの美しい都市も、夜になると怪しげな自撮り棒(セルフィスティック)の露天販売員があちらこちらに。世界的な自撮り棒の流行を肌で感じられます。現地より取材レポートをお届けします。

ベネチアはイタリアの北部に位置する都市。アドリア海に面し、市内には水路が張り巡らされています。交通手段は主に徒歩と船。自動車は1台も走っておらず、かわりに水上バスの路線網が充実。街全体が世界遺産に登録され、世界的な観光地として有名です。

さて、海外では今、セルフィと呼ばれる自撮り写真がブーム。なかでも自撮り棒(スマートフォンなどを先端に固定して自由に伸縮する棒)が流行しており、有名な観光地では自撮り棒を使ってセルフィをする観光客の姿をよく見かけます。

ベネチアも例外ではなく、欧州のさまざまな様式の建築と水路が入り組むこの街の景観はセルフィの背景にもってこい。自撮り棒を使う観光客は多いです。

(この写真はローマ)

夜のベネチアを散策していると、「ハロー、セルフィセルフィ」と連呼する声が。声の方向に目をやると、声の主は露天販売員。布に並べた自撮り棒を販売しています。

行き交う観光客にセルフィセルフィと声をかけて自撮り棒を売る様子は、日本語に例えれば「自撮り自撮り〜自撮りは要らんかね〜」と売り文句を言っているようなもので、面白おかしく感じます。こうした露天販売は、人通りの多い道や広場のあちこちで見かけました。

その中のひとりに取材許可を得ました。バングラデシュから来たという彼。

自撮り棒を1本15ユーロ(約2000円)で販売しています。

こちらは遠隔でシャッターを押せるリモートセルフシャッター。AndroidとiOS端末に対応。1つ10ユーロ(約1400円)で販売していました。観光地価格ですが、日本でも数百円の雑貨として売っていたり、クレーンゲームの景品になっているものと同じです。

ベネチアではこのような自撮り棒の露天販売をよく見かけました。

世界的に流行していると言われる自撮り棒。日本人にはあまりなじみがない印象ですが、ベネチアを訪問してその流行を実感できました。国内でもテレビに取り上げられるなど、メディアへの露出の機会が増えるなか、自撮り棒がこの先、日本人にも受け入れられるのか注目です。