北米の大型商業用車両市場が好調! キャタピラー、パッカー、 カミンズ、アリソンが相次ぎ好決算

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【今回のまとめ】
1.米国経済の好調で大型商業用車両の市場にもフォローの風が吹いている
2.キャタピラーの輸送部門は過去最高益
3.パッカーは長距離トラックのメーカー
4.カミンズはディーゼルエンジンのメーカー
5.アリソンは全自動トランスミッションのメーカー

回復途上にある米国のトラック市場

 このところ米国経済は「ひとり勝ち」の様相を呈してきています。

 アメリカの国内経済の強さは、物流の市場にも反映されています。

 長距離トラックの貨物量は増加しており、それに呼応するかたちで運賃もじり高を辿っています。

 最近では好景気でトラック運転手が不足しており、運送会社各社は、より快適な新車に買い替えることでトラック運転手を確保しようと躍起になっています。

キャタピラー

 アメリカは第3四半期の決算発表シーズンに入っていますが、先日のキャタピラー(ティッカーシンボル:CAT)の決算では、上に述べたようなトラック市場の好況が、強く印象付けられました。

 EPSは予想$1.34に対し$1.72でした。また売上高は予想131.9億ドルに対し135.5億ドルでした。

 とりわけ輸送部門が過去最高益でした。

 建設機械、鉱山機械などのキャタピラーのコア・ビジネスがまだ本調子でない中で、同社が市場予想を上回る決算を出せたのは、ひとえに輸送部門の好調によります。

パッカー

 一方、長距離トラックの専業メーカーであるパッカー(ティッカーシンボル:PCAR)の決算も好調でした。

 同社は「ケンワース」、「ピータービルト」などのブランドを展開しています。

 北米の大型トラック市場は「クラス8」と呼ばれるカテゴリーになりますが、去年の同市場におけるパッカーのマーケットシェアは28%でした。

 今年の「クラス8」市場は、年初来、前年比+17%で推移しています。

 パッカーの第3四半期決算はEPSが予想の96¢に対し$1.04、売上高が予想の44.4億ドルに対し49.3億ドル(前年比+15%)と好調でした。

 同社のトラックの3分の1は自社ブランドである「パッカー」のエンジンを搭載しています。残りはカミンズ(ティッカーシンボル:CMI)社のエンジンを搭載しています。そのカミンズも、今回、良い決算を発表しました。

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