米アップルの最新スマートフォン「iPhone 6/6 Plus」の売れ行きが韓国で好調だ。中国メディアのtechwebは5日、「iPhone6/6Plusの販売台数はすでにGalaxy Note4の10倍以上に達した」と伝えた。(イメージ写真提供:(C)Serdar Bayraktar/123RF.COM)

写真拡大

 米アップルの最新スマートフォン「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」の売れ行きが韓国で好調だ。中国メディアのTechWebは5日、iPhone 6とiPhone 6 Plusの販売台数はすでにGalaxy Note4の10倍以上に達した」と伝えた。

 記事は10月末に韓国で販売が開始となったiPhone 6とiPhone 6 Plusについて、「忠実なアップルファンたちがiPhoneを買い求めるために列を作った」と紹介する一方、「あまりの売れ行きに韓国の監督当局も動きだした」と報じた。

 報道によれば、韓国では携帯電話端末を購入する消費者に提供する補助金は320米ドル(約36570円)を超えてはならないとされているが、一部の販売店が販売台数を伸ばすために465米ドル(約53140円)もの補助金を提供していたという。

 続けて、韓国当局が「不当な販促によってiPhone 6とiPhone 6 Plusの販売を後押ししている」として、規制の範囲を超えた補助金を提供している一部の販売店に警告文を出したと紹介した。中国メディアの環球網によれば、「規制の範囲を超えた補助金によって、iPhone 6とiPhone 6 Plusの販売価格が10万ウォン-20万ウォン(約1万-2万円)という“取るに足らない金額”にまで下落した」という。

 TechWebは「サムスンは販売台数でライバルであるアップルに完膚なきまでに叩きのめされている」と伝え、「韓国のスマホメーカーにとって厳冬期を迎えることになる」などと報じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Serdar Bayraktar/123RF.COM)