終始笑顔でプレーし自己ベスト更新(撮影:米山聡明)

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<ミズノクラシック 2日目◇8日◇近鉄賢島カンツリークラブ(6,506ヤード・パー72)>
 全米女子プロゴルフ協会公式戦「ミズノクラシック」の2日目。16位タイからスタートした鈴木愛が“64”で自己ベスト更新の圧巻のゴルフで首位タイに浮上した。

 昨日は前半の強風に苦しんだものの、後半で2バーディを奪い「ショットの調子が良いので、明日も良い形で入れそうです」と話していた鈴木。まさに、その言葉通りの展開となった。出だしの1番でバーディ発進を決めると3番で10メートルをねじ込みバーディ。ボギーを1つ挟んで、5番、7番とバーディを2つ重ね前半でスコアを3つ伸ばして折り返した。
 3つ伸ばして良い流れで入った後半ではギアを上げた鈴木。13番で10ヤードの距離からチップインバーディを奪うと、さらに15番から4ホールを連続バーディを奪いフィニッシュ、終始笑顔が絶えない会心のラウンドでトータル9アンダーまで伸ばした。
 この日は朝はパットの調子が悪かった。練習場ではスライスもフックもフィットせず気持ち悪い状態でティオフ。加えて昨日の夜37度の熱を出すなど体調も良くなかった。しかし「逆にそのおかげで欲張らずにラウンドできた」と無欲がスコアに繋がった。
 元々、鈴木はコースに出ると力を出すタイプ。練習場では首をかしげる場面も多く、いつもあれこれ悩んでいることもしばしば。しかしラウンドに入ると嘘のようなプレーを見せ、お母さんの美江さんも「あの子はいつもそうなんです。それがいいのかもしれません」と我が子の強さを感じている。
 現在20歳の鈴木は今大会で優勝すると2007年のこの大会で上田桃子が達成した日本人の米国女子ツアー最年少優勝記録を更新する。今年の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」で宮里藍が持っていたこの大会の最年少優勝記録を更新した鈴木、次は上田越えを目指し最終組でスタートする。
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