織田信成氏

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7日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)で、織田信成氏がフィギュアスケートを解説する際、松岡修造氏を勢いで圧倒する一幕があった。

フィギュアスケート グランプリシリーズの第3戦、羽生結弦は今シーズン初の公式戦となったが、内容にはミスが目立ち、結果は2位と本人も納得できない滑り出しとなった。会場となる中国・上海には東京のスタジオと中継がつながり、松岡氏と織田氏がレポートを担当した。

スタジオからキャスターの古舘伊知郎氏が「松岡さん、織田さん、いかがだったでしょうか。お願いします」と中継先の2人にコメントを求めた。

松岡氏は「はい、日本の皆さんも感じてると思うんですよね。羽生さん、あの4回転の失敗はどうしてなんだ?って」と、織田氏の顔を見ると、織田氏は「はい。僕が思う4回転の失敗の原因はですね『タイミングのズレ』だと思うんですよ。トリプルアクセル、そして2つのスピンの後、少し息が荒れた状態で4回転ジャンプを飛ばないといけない。ということは、少しタイミングを合わせるのが難しいんですね」と、分析した。

さらに、織田氏は「冒頭で4回転をいきなり飛ぶよりもタイミングを合わせるのが難しくなってきますので、羽生選手の場合、タイミングさえ合えば、絶対に4回転ジャンプは決まってくるので、こういったタイミングを合わせるのがポイントだと思います」と、技のタイミングの重要さを何度も強調する。

羽生のコンディションについて、松岡氏は「羽生さん、腰の怪我があって、練習することがなかなかできなかったって言ってました」と、補足すると、織田氏も「そうですね。その影響もとてもあると思います。練習を繰り返すことでタイミングは合ってくるんで。はい」と、羽生選手を励ますようにコメントした。

しかし、ここで織田氏は力を込めて「ただ! 言わせてください!もう1つあるんです。トリプルアクセルの凄さです! 冒頭のトリプルアクセル。イーグルポジションから足を開いた状態ですね。そのポジションから、トリプルアクセルを飛んで、またこのまま流れる。これはもう羽生選手しかできない。とても難しいことなんです!」と、元選手の立場から羽生の技術の高さを力説したのだ。

それを聞いた松岡氏が、「これは、織田さんはどうなんですか。もし…」とたずねると、織田氏は「僕はもう、絶対できないです! このまま流れて、さらにイーグルポジションに戻ることはできないですし。あのジャンプの加点、そして演技の技と技のつなぎという所でも、高い点数につながってくるので、これは本当に難しいです!」と、羽生の凄さを力強く語った。

その熱弁を聞くと、松岡氏は圧倒された様子で「あの、古舘さん。とんでもないことを羽生さんはしているっていうことだけは分かりました」と、真剣な表情で伝えた。

また、スタジオの古舘氏も織田氏に「明日、いよいよフリーということでね。これは4回転(ジャンプ)を3発っていうのは、展望としてはどうですか?」と、今後の羽生選手の期待度をたずねると、織田氏は笑顔で「羽生選手、とても負けず嫌いな性格です。様々な逆境を今まで打ち勝ってきた選手なので、今多分、更衣室で! 一生懸命! タイミング合わせる! 練習をしていると思うので!」と、言葉に合わせて腰をひねるボディアクションを交えて語った。

それを真横で見ていた松岡氏は素の表情で「え、どういうこと?」と、思わず聞き返してしまったが、織田氏のテンションは上り調子のまま「タイミングを合わせるんです! タイミングを! タイミングさえ合えば、絶対取ってくるんで! 修正してくる力に注目しましょう! 強いです!」と、エールを送った。このときの織田氏は、アツい男として知られる松岡氏をしのぐテンションで、松岡氏もしばし唖然とした表情を見せた。

スタジオの古舘氏は「楽しみですね。織田さんのキャラもバンバン立ってますんで。また、明日以降もよろしくお願いいたします」と、中継をまとめた。

その後、スポーツコーナーは青山愛アナウンサーが、テニスの錦織圭選手の模様を伝える進行に移ったが、スタジオのモニターは中継が切れず、VTRの直前まで笑顔で肩を抱き合う織田氏と松岡氏の映像が流れ続けた。

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