画像は「龍の歯医者」のスクリーンショット (c)2014 舞城王太郎/nihon animator mihonichi, LLP.

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「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」などを生み出してきたカラーと、「niconico」などを運営するドワンゴによる、日本アニメーションの可能性を探る共同企画「日本アニメ(ーター)見本市」の第1弾が、いよいよ11月7日(金)に特設サイトにて公開された。

今回公開された作品「龍の歯医者」は、覆面小説家の舞城王太郎さんが監督、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズなどを手がける鶴巻和哉さんがアニメーション監督をつとめている。

本企画はブラウザでの試聴・専用アプリからの試聴が可能となっているが、今回、アプリでの試聴は一日遅れての11月8日(土)からとなる予定。

同時に、動画サービス「niconico」にて、「日本アニメ(ーター)見本市」のオープニング映像募集企画を開始した。

舞城王太郎がついにアニメ作品に初挑戦


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「龍の歯医者」 (c)2014 舞城王太郎/nihon animator mihonichi, LLP.



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少女 (c)2014 舞城王太郎/nihon animator mihonichi, LLP.



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少年兵 (c)2014 舞城王太郎/nihon animator mihonichi, LLP.



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美術ボード (c)2014 舞城王太郎/nihon animator mihonichi, LLP.


監督をつとめる舞城王太郎さんは、『好き好き大好き超愛してる。』や『ディスコ探偵水曜日』など、疾走感のある文体と他の追随を許さない唯一無二の世界観を構築し、絶大な支持を集める小説家。

1973年生まれ福井県出身ということ以外、その素性の一切が伏せられ、公の場にも一度として顔を出したことがない徹底した覆面作家としても知られている。

小説だけではなく、マンガや映像など、様々なジャンルでの表現に意欲的で、2006年から2007年にかけては、自身が投稿したプロットを映像にしてくれる制作会社を募集するという「リアルモーニングコーヒー」プロジェクトを行っていた。

また、2012年からの展覧会「館長 庵野秀明 特撮博物館」のために制作され、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』公開時にも同時上映された特撮作品『巨神兵東京に現わる』では“言葉”を担当し、各方面からの賞賛を浴びたことも記憶に新しい。

今回、ついにその舞城王太郎さんがアニメに初挑戦。アニメーション監督としてタッグを組む鶴巻和哉さんのほか、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』などで原画を務めた亀田祥倫さんらが参加している。

キャストは、ベテラン声優の林原めぐみさんと山寺宏一さん。カラーの取締役社長・庵野秀明さんとの夫婦生活を描いた、安野モヨコさんによる傑作マンガ『監督不行届』が4月にショートアニメ化された際に、安野・庵野夫妻の声を演じたタッグでもある。

11月10日(月)には、鶴巻和哉さんや亀田祥倫さんらが登壇しての制作秘話トークの放送が予定されている。



オープニング映像募集企画スタート


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イメージキャラクター「(ーター)くん」設定資料


11月7日の第1弾作品公開と同時に、「日本アニメ(ーター)見本市」のオープニング映像の募集を開始した。

1分程度の長さで、指定素材さえ活用していれば内容は自由。

庵野秀明さんがデザインした本企画のイメージキャラクター「(ーター)くん」と、旧作を含めた「エヴァンゲリオン」シリーズすべての音楽を手がける鷺巣詩郎さんが作曲した「P_222_demo」が素材となる。

応募機関は2015年1月5日(月)12:00までとなっており、ニコニコ動画に投稿し、「日本アニメ(ーター)見本市OP」というタグをロックすれば応募完了となる。投稿作品はスタジオカラーのクリエイターたちによって選考される。

公開された特設サイトには、参考資料として、スタジオカラー制作のオープニング映像や絵コンテ、「(ーター)くん」の立体データが公開されている。

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スタジオカラー制作OP映像 「(ーター)くん」



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スタジオカラー制作OP映像 「(ーター)くん」