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Microchip Technologyは11月6日、単相スマートメータおよび電力監視向けに高精度、高集積電力計測アナログフロントエンド(AFE)「MCP3919/3912」2品種を発表した。

電力計測インフラは世界各地で刷新が進んでおり、最新世代のスマートメータ開発では、より高い精度と多機能化を備えたAFEが求められている。また、サーバ用電源および分配器(PDU)、電子式サーキットブレーカ、スマート電源タップ、そして産業、商業およびコンシューマ市場向けのその他のデータ収集製品などで用いる先進の電力監視システムの設計でもこのような高機能、高性能AFEが求められている。

同社のAFEは、高精度、高集積度、単相電力計測に最適な内蔵回路数でアプリケーションの性能を向上させるのに加え、AFEの精度が電力メータの校正を容易にし、生産コストが削減できるという。具体的には、24ビットΔΣ型A/Dコンバータ(ADC)を「MCP3919/3912」でそれぞれ3回路と4回路内蔵している。これらのADCは、業界最高クラスの精度の93.5dB SINAD、-107dB THD、112dB SFDRを達成し、高精度な信号収集と高性能な電力監視用最終製品を実現する。また、中性線監視付きの単相電力メータ(3回路必要)、単相3線式電力メータ(4回路必要)に最適な内蔵回路数となっている。さらに、低ドリフトの参照電圧源、プログラマブルゲインアンプ、位相遅延補償、巡回冗長検査(CRC)なども内蔵している。

なお、パッケージは、28ピンQFNおよびSSOP。2品種ともすでにサンプル出荷、および5000個単位の量産出荷を開始している。この他、「MCP3912」の評価用ボード「ADM00499」と「MCP3919」の評価用ボード「ADM00573」も合わせて発表している。

(日野雄太)