ジャーナリストらが緊急会見

【ライブドア・ニュース 18日 東京】 − NHKの特集番組改編問題にからみ、メディアへの政治介入に反対するジャーナリストや有識者らが18日、緊急会見を東京永田町の参議院議員会館で開き、報道関係者や市民ら約150人を前に、ジャーナリズムの危機を訴えた。

 アジアプレス・インターナショナルの野中章弘代表の呼び掛けで、会見には発言者として立正大学教員で日本ジャーナリスト会議会員の桂敬一さん、高橋哲哉東京大学教授、ジャーナリストの原寿雄さん、市民メディア・アドバイザーの下村健一さんら約20人が出席。「中川昭一、安倍晋三両衆院議員の行動は、番組の内容に関わらず明らかに政治介入であり、憲法違反だ」「どちらが呼びつけたかは、どうでもいい。NHKと自民党の政治家の、番組についてお伺いをたてるような日常的な関係が問題だ」など、痛烈な批判が続出した。
 
 また、問題の番組の制作に関わった映像ジャーナリストの坂上香さんは「4年前の番組制作時は異常な雰囲気だった。まるで戒厳令のようで、番組の重要な部分がそぎ落とされていった」と当時の様子を証言した。

 会見後、野中代表は「今のメディアに危うさを強く感じる。ジャーナリズムの危機の進行に声を上げないと押し倒されてしまう。行動に結びつく問題提起をしたかった」とコメント。下村さんは「『いまが叩き時』というブームで終わってほしくない。また、市民メディアは大手メディアの『自粛』の真似をせず、自分の言葉で発信していってほしい」と語った。【了】

ライブドア・ニュース 小木曽浩介記者、比嘉杏里記者