学校では習わなかった“坂本龍馬”に衝撃!超歌劇『幕末Rock』良知真次インタビュー
 “幕末”と“Rock”――タイトルだけでも衝撃が走る、超歌劇(ウルトラミュージカル)『幕末Rock』。

 主役を演じる良知真次さん曰く、「共通項を考えれば、意外と自然な組み合わせ」。

 坂本龍馬や高杉晋作、桂小五郎ら志士(ロッカー)が歌で徳川幕府に戦いを挑む、という斬新な世界観が話題となった女性向けADV『幕末Rock』が今度はミュージカルになって登場。

 タイトルの衝撃に負けない個性と熱い魂を持った志士・坂本龍馬を演じる良知真次さんに本作への思いを聞きました。

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◆ファンを裏切らない 「坂本龍馬」作り

――まず、『幕末Rock』という作品にどのような印象をお持ちですか?

 アニメ版『幕末Rock』を拝見しましたが……学校で習った幕末とは違う世界観が広がっています(笑)。

 “幕末”と“Rock(ロック)”ですから、タイトルを聞いたときには衝撃を受けられると思います。でも、普通なら合わないと思うものですが“魂”という共通するキーワードがあるんじゃないかな、と思います。

「ロックは魂だ」と言われていますし、幕末には男たちの信念や魂のぶつかりあいがあった。“魂”という共通項を持ったものが合わさったと考えれば、意外と自然な組み合わせではないでしょうか。

――良知さんが演じる「坂本龍馬」はどのようなキャラクターですか?

 すごくさわやかで、人に対して影響力がありますね。僕が思い描く実在の坂本龍馬像には当てはまらないところが多く(笑)、見ていて楽しいキャラクターです。

――実在した「坂本龍馬」にはどのような印象をお持ちですか?

 “魂”や“信念”など、現代に足りていないものを持っていた方じゃないでしょうか。坂本龍馬はとくにファンの多い人物ですから、そんな人物を元にしたキャラを演じさせていただくのはプレッシャーもあれば楽しみでもあります。

――役作りはどのように進められていくんですか?

 作品によって全然ちがいますね。原作のある作品なら、台本を原作者が書けば原作と台本の中に書かれている“気持ち”は同じですが、執筆する方がちがえば、台本に書かれている気持ちと原作とはちがうものだと思います。だから、原作に寄せた内容の舞台なら原作を読みますが、原作はあるけどあえて変えているという作品なら原作を読まないこともあります。

 他にも、自分の前に同じ役を演じた人が何人もいる役の場合、全員に同じ演出を付ける演出の方もいれば、それぞれにちがった演出をつける方もいますので、それによってもちがってきます。

 あと、きっちり役を固めていっても、実際に演じてみると自分だけ浮いているなんてこともありますから、状況にあわせて演じることも必要になります。だから、自分の役どころがどういったキャラかつかめていないときは、あえて何も決めないで、皆さんの演技を見てから固めていくこともあります。

 ただ『幕末Rock』の場合は、ファンの方たちの期待を裏切る演技では意味がありません。だから、世界観から外れることなく、それでいてゲームやアニメのモノマネではない舞台版の坂本龍馬を演じられれば、思っています。

◆ひとつを選べないからこそ選んだ、ミュージカルという道

――ところで、本作はタイトルには「超歌劇(ウルトラミュージカル)」とついているのが気になりますが、どんなところが“ウルトラ”なんですか?

 これは僕も知りたいところです(笑)。ただ、“幕末”と“Rock”がひとつになっている時点ですでにウルトラで、さらにゲームからアニメになり、舞台になるというウルトラがあり、きっとウルトラなのは最初からだったんじゃないでしょうか(笑)。