韓国大統領府が老朽化で「ネズミとの戦い」・・財政難で建てかえのメド立たず―韓国紙

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6日付の韓国紙・中央日報によると、韓国の青瓦台(大統領府)が老朽化により「ネズミとの戦い」を強いられている。参考消息網が伝えた。

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今年8月、食べかけのお菓子の袋を開けた青瓦台の女性職員が悲鳴を上げた。小さなネズミが袋の中でお菓子をかじっていたのである。悲鳴を聞いて駆け付けた男性職員がネズミを生け捕りにした。青瓦台ではネズミ取り用の粘着シートを各所に設置し、チョコレートパイなどネズミの好物を置くという捕獲作戦を展開しているが、職員の間からは「ネズミが持ち込んだ伝染病に感染するのでは」との懸念も広がっている。

青瓦台にネズミが出没する原因は秘書棟の老朽化。民政首席秘書事務室のある為民2館は1969年に建てられ、すでに45年が経過。広報主席秘書事務室のある為民3館も1972年の完成から42年が経過している。為民2館は昨年6月に経済主席秘書室の天井版が落下してガラスの壁が割れるという事故も起きている。

青瓦台とネズミとの因縁の戦いはすでに40年前から続いているが、青瓦台関係者は「建物すべてを建てかえる以外に解決する方法はない。問題は財政難。為民2館と3館を建てかえる予算がない。建てかえようとすれば、世論の非難を招くことは必至。青瓦台の秘書たちはもうしばらくネズミとの戦いを続けるしかない」と話している。

(編集翻訳 小豆沢紀子)