2014.11.06 - ボディ季節ネタ美容

頑固な粉ふきやかさつき。肌乾燥の最大の原因は“長風呂”にあり!?


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01. CASE 症状

これって乾燥肌? 敏感肌? かゆみや粉ふき、かさつきが止まらない!

「冬になると肌は乾燥するもの」と思っている人は少なくないはずです。確かに、気温が下がるとともに湿度が低下し、肌からも水分が奪われがちです。でも実は、多くの人が感じている、全身のかゆみやカサカサ、粉ふきは、季節性の湿度低だけが原因ではないのです。また、自分は乾燥肌とか敏感肌と思って「この時期の乾燥は仕方ない」と思っている人も実は、違う理由が乾燥を真似ているケースが非常に多いのです。

02. CAUSE 原因

美容や健康のための「長風呂」が肌乾燥を促進させてしまう!?

冷え予防やリラックスなどのために、「お風呂美容」とか「長くゆったりと入る」という方法がよく紹介されています。実際に、お風呂の入り方を聞いてみても、「入浴しながらスマホをチェック」とか「入浴しながら読書」、「DVDやテレビ観ながら1時間以上入る」という人も少なくありません。

入浴には血行をよくして、新陳代謝を高めるといういい面があるのも事実ですが、その反面、過度にお湯に浸かるのは肌には大きな負担をかけてしまうのです。肌に必要な皮脂や天然の保湿因子が入浴中に流れ出てしまいがちに。さらに、体を温めると肌はかゆみを感じやすくなるため、入浴で保湿力が低下した肌はよりかゆみを発生しやすくなってしまうわけです。

03. CAUTION 放っておくと?

年齢とともに肌の保湿力は低下。だからこそ、肌老化を促進させない入浴法を覚えて!

肌の潤いに大きく関係する皮脂量は、年齢とともに減少します。常に肌が乾燥する状態でいると、皮脂量は低下し続ける状態になるので、肌は厚く硬くなりシワも増えてしまうことも……!! 肌乾燥を慢性化させないためにも、肌に負担をかけない入浴法を見直すことが必要なのです。

04. SOLUTION 対策

肌を乾燥させない! 乾燥から肌を守る入浴法のポイント4

湯船に10分以上浸っている人はもちろん、それ以外の人もちょっとした入浴の仕方が肌にダメージを与えている可能性もあるので、もう一度入浴法を確認してみましょう。

 

対策1 洗顔と同じ感覚で、お湯を体に軽くなじませて体を洗う

 

顔も体も皮膚は同じ組織でできています。洗顔するときに、顔をお湯に長く浸してから洗顔剤をつけないですよね? 体も顔を洗うのと同じです。軽く体を湿らせて、湯船に入る前に、体を洗うといいでしょう。

 

対策2 洗顔と同じようにたっぷりの泡を使って、手で洗う

 

洗顔するとき、「泡でやさしく洗いましょう」とよく言います。これは体も同じです。ナイロンタオルや硬いブラシなどで、ゴシゴシこすると、皮脂膜を取りすぎてしまうことに。また、過度な刺激で肌表面に細かい傷ができ、肌荒れや炎症などのトラブルを起こしやすくなりかねません。

 

対策3 熱いお湯での入浴&長風呂は見直しを!

 

入浴は、体を芯から温めて冷え予防などにも効果があると言われています。ですが、肌乾燥を考えると長時間、熱いお湯に浸かることは肌に大きな負担をかけてしまいます。

 

対策4 お風呂から上がったらすぐに保湿ケアを!

 

お風呂から上がった肌は皮脂も保湿因子も不足している状態です。そのまま放っておくと水分が蒸散されて、どんどん肌は乾燥していきます。ですから入浴後は、できだけ素早く全身に保湿ケアをしてあげましょう。

また、体を泡でやさしく洗っても、お風呂から上がったときに、ゴワついたバスタオルで、こするように体を拭いたのでは意味がありません。お風呂から上がった肌は一番デリケートなので、肌あたりがやさしいタオルで、こするのではなく、軽く押しあてるようにやさしく水分を取ることも忘れずに!

 

 


この記事の監修
浜中 聡子(はまなか さとこ)

【略歴】
医療法人社団AACクリニック銀座 院長。医学博士。

米国抗加齢医学会(A4M)専門医、国際アンチエイジング医学会(WOSAAM)専門医、米国先端医療学会(ACAM)専門医などの資格を多数取得。心身両面からのケアで「ウェルエイジング」を提唱し臨床現場に立つ。

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