光る花やオーロラも!国立科学博物館で光の不思議に迫る「ヒカリ展」が開催

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アクセサリーや星空など、キラキラしたヒカリものってなぜだか心惹かれるよね♪ 地球上にはいろんな光があふれているけれど、自然界にある光って、いったいどうなってるの?

そこで、上野の国立科学博物館では、10月28日(火)から2015年2月22日(日)まで、光の持つ魅力や謎について紹介する「ヒカリ展 光のふしぎ、未知の輝きに迫る!」を開催。

たとえば、宇宙から降り注ぐ光といって思い浮かぶのは、やっぱりロマンティックなオーロラの光。「オーロラシアター」では、2013年3月17日のオーロラを3D映像で上映。この日は、ダイナミックなオーロラがアラスカの夜空を一晩中埋め尽くした、磁気嵐と呼ばれる特別な一日だったとか。

また、海洋プランクトンが持っている蛍光タンパク質を遺伝子に組み込んだ「光る花」トレニア(和名:夏スミレ)の生花を世界初公開! この花は、ドライフラワーや樹脂で固める標本にしても蛍光したままだというから、その耀きのパワーは半端じゃない!?

会場では、同じく蛍光タンパク質を組み込んだカイコの「光る繭」も展示。繭で飾ったコクーンツリーや、その繭から紡いだ 「光るシルク」で作った十二単風の舞台衣装など、これまで見たこともないような光の作品がいろいろ楽しめそう! この、光るカイコが繭を作る様子や、海の中で光る生き物の姿を、フルハイビジョンの4倍の解像度を持つ4K映像で見られるコーナーも。

そして、私たちにとって一番魅力的な宝石を含む貴重な光る鉱石標本が60点も大集合。美しいルビーやオパールなど、蛍光鉱物の織りなす「妖しい光の空間」は見逃せない! 

「『宇宙と光』『地球と光』『人と光』をキーワードに、美しい光の世界を紹介する展覧会です。世界初公開となる『光る花』のほか、『光る繭のコクーンツリー』や『3Dオーロラシアター』など見どころ満載。目に見える『光』だけでなく、目に見えない『光』なども含めたさまざまな『光』の美しさを感じてみてください」と、博物館の担当者さん。大好きな光も、初めて見る光も、キラキラの好奇心で楽しんで!