6月にガールズユニットで再デビューを果たした元モーニング娘。の加護亜依(26)の夫で会社役員のA氏(47)に、警視庁から出資法違反(高金利)容疑で逮捕状が出ていたことが10月24日に明らかとなり、加護の芸能界完全復帰が絶望的となった。

 A氏は加護と結婚前の'11年9月、富山県で古美術商を経営する知人を暴力団の名前を使い脅したとして、警視庁赤坂署に恐喝未遂容疑で逮捕されている(処分保留で釈放後、不起訴処分)。
 「知人はA氏に店舗開店資金として2000万円を貸した。ところが返済期間を過ぎても返さないので請求したところ、山口組弘道会系組織の名前を出し脅されたため被害届を提出した。A氏はこの知人に、組長が出所したときに自分の車を貸したと自慢げに話していただけでなく、自らプロデュースした麻布十番の高級カラオケ店で出所祝いもしている。警察もA氏を暴力団の密接交際者として認定していただけに、起訴してほしかった」(関係者)

 A氏は保釈後、逮捕のショックで自殺未遂を図った加護と同年12月に入籍した。
 「入籍と同時にA氏は加護の養子となった。加護の名前を利用した方が仕事がしやすいと考えたのでしょう。“加護姓”になってからは、高級車を乗り回すなど羽振りが良くなったんです」(関係者)

 一方の加護は、'12年6月に女児を出産。今年に入り3人組ユニット『Girls Beat!!』を結成した。
 「喫煙と男性問題で大手事務所を解雇され、一度は芸能界追放になっているためメジャーな露出は難しいですが、徐々にローカルの番組に出始めていた。10月にはユニットメンバーの追加募集を開始したばかりだったんです。その矢先の夫への逮捕状、しかも加護姓を名乗って金貸しをしていたとなれば、加護の道義的責任は免れない。復帰どころではないですよ」(夕刊紙記者)

 A氏と交際して人生を狂わされた華原朋美は、A氏と手を切ったことで再起を果たした。加護も離婚を考えた方が良さそうだ。