KinKi Kidsの新番組、ゲスト美女の登場に「えっ、なんで!?」
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>

 二人だけでも、ええんやで……!

 2014年秋。『新堂本兄弟』が好評のうちに幕を下ろしてから、約ひと月が経ちました。

 10月26日(日)、満を持してスタートを切ったのが、KinKi Kidsによる新番組『KinKi Kidsのブンブブーン!』です。

 これは、KinKi Kidsが気ままにハンドルを握り、ゲストと予定不調和なロケに繰り出すバラエティーとのことですが、とり急ぎ第1回については、とても美しく予定の整った構成とお見受けしました。

 冒頭、レトロな白いワーゲンに乗り込んだ二人は、チェックを基調としたこれまたクラシカルな装いでなんだかとってもいい感じ。

 ロケ時はまだ残暑が厳しそうなのに空調が効かないとか、古き良きクルマのコンディションと、それをネタに軽やかに笑う二人のトークもいい感じ。

◆ゲストにちょいジェラ!? KinKi Kidsの『ブンブブーン!』

 だがしかし、何やら空気が変わるのはこのあと。

 二人がクルマを走らせる先に、類いまれな美女が佇んでいるではないですか!

 ……そう、ゲストの黒木瞳さんです。

 ここで「あっ、このひともクルマに乗るんだ……」と、ほんの少ししんみりしてしまった女性は、決して少なくなかったはず。

 なんでしょう、たまたま振り分けられた班でタイプの違う二人の魅力的な男性と用足しに行くことになって密かに舞い上がってたら、超美人の先輩が「私も一緒していい?」って付いてきちゃった!みたいな。

 マドンナが座るのはもちろん助手席。当然、店に入れば二人に挟まれたセンターです。うん、順当。……順当です、たぶん。

 で、この日はメニューの多すぎる店でゲストの食べたい物を当てるというクイズが行われました。試食用に出された肉豆腐に箸をつけ、「1食目、今日!」ともらす光一さん、「知らんがな!」と斬ってみせる剛さんなど、二人らしい掛け合いが垣間見られてすごく楽しい。……楽しいのですが、いかんせん主役はゲストです。

 マドンナを尊重した番組づくりは、上司が来なければもっとぶっちゃけトークができた惜しい飲み会、みたいな雰囲気がチラつくのでした。

 ドライブシーンも、もっともっと長くてよかったのかもしれません。

 ロードムービーさながらに二人で道をズンズン走り、お腹が空いたらファミレスで休んだり、ゲストを呼ぶなら全員男性、いやむしろ全員ジャニーズだって構わない。

 無理にクイズなどぶっこまず、なんの山場もなく始まって終わっても、まったく問題ないような気さえします。決まったイベントや目的地がなくても、二人がクルマを走らせながら過ごす他愛ないひとときこそ、ふわんとした日曜の午後にふさわしい最高のエンタメではないかと思います。

 そしておそらく、そんな投げっぱなしでいい味出せるのはKinKi Kidsだけなのです。

 とはいえ、番組はまだ走り始めたばかり。

 男二人、青梅街道あたりをゆるゆる走り、思いついたようにラーメン屋に寄ったりするような展開も、ぜひ期待したいところです。

 ジャニヲタ……じゃない、皆が楽しめる方向にアクセルを踏んでくれるよう、心から願ってやみません。

【KinKi Kidsのブンブブーン!】公式サイト
http://www.fujitv.co.jp/bunbuboon/
毎週日曜13時30分〜フジテレビ系で放送中。

<TEXT/みきーる ILLUSTRATION/二平瑞樹>

【みきーる】
編集者&ライター。出版社勤務を経て、2000年に独立。ふだんは『週刊アスキー』などパソコン誌や女性誌、ウェブサイトで編集・執筆。著作に『ジャニヲタあるある』『ジャニヲタあるある フレッシュ』『ジャニヲタ談話室!』など(イラストはいずれも二平瑞樹)。ジャニヲタ歴は、約20年。KinKi Kidsの担当に始まり、現在はグループを問わず応援する“事務所担”。mixiコミュニティ“ジャニーズチケットお見合い処”管理人。Twitterアカウント:@mikiru