15年連続!鍋料理人気ナンバー1は「おでん」

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紀文食品広報室は、北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県の計7都道府県の1,400人の主婦を対象に、鍋料理やおでんについての「紀文・家庭の鍋料理調査」実施した。

おでんが地域、世代を問わずトップ
昨年の秋から冬に食べた鍋料理について聞いたところ、「おでん」75.9%と2位の「すき焼き」に15.9ポイントの差をつけてトップとなった。「おでん」は15年連続のトップであり、 地域別、年代別でみてもすべてで「おでん」が1位で、地域や世代を問わない人気メニューであることがわかる。

好きな鍋料理についてもやはり「おでん」が1位、2位「すき
焼き」、3位「しゃぶしゃぶ」と続いた。「豆乳鍋」は20 代で9位と若年層の支持が高く、今後定番化していく鍋料理のひとつになる傾向もみえた。

■鍋料理にかける1回1人当たりの費用は665円
月に何回鍋料理を食べたかという質問には、家庭内で5.98回、外食で1.92回という結果に。また、鍋料理にかける1回1人当たりの費用は、家庭内で665円であった。家庭内で鍋料理を食べる回数は増加傾向にあり、一方、1回1人当たりの費用は減少傾向にあることがわかった。

■家庭内で鍋料理を食べる回数が「増える」派は40.8%
今後の鍋料理を食べる回数の増減については、家庭内・外食ともに「変わらないと思う」が最も多かった。家庭内での回数は「増える」派が「減る」派を大きく上回った。その理由としては「おかずが一品で済むメニューだから」が1位となった。

そのほか「鍋料理が好きだから」「調理の時間を短くしたい」「家族の団らんの機会を増やしたい」という意見が多くみられた。

■39.1%は市販の鍋の素を利用
市販の鍋の素の利用については、「毎回必ず使う」「ほぼ毎回使う」を合わせた「よく使う人」は、39.1%だった。市販の鍋の素を使用する鍋料理は「キムチ鍋」「おでん」「寄せ鍋」がトップ3となり、あったら使用したい鍋料理では、「キムチ鍋」「おでん」に次
いで「豆乳鍋」が3位にランクイン、さらに「サムゲタン」や「コラーゲン鍋」など新しい鍋メニューもとりあげられているのが特徴的だった。

■家庭内のおでんは月に2.88 回、1 人当たりの費用は570 円
ひと月当たりのおでん喫食回数は、家庭で作って食べる場合が2.88回、外食では1.67回、コンビニエンスストアで買って食べる場合が2.27回となった。年代別では「家庭内」は50代以上が最も多く、「コンビニエンスストア」は20が最多となった。

また、おでんにかける1回1人当たりの費用は、家庭内で570円という結果となった。