上田桃子、首位と1打差で最終日を迎える!(撮影:ALBA)

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<樋口久子 森永レディス 2日目◇1日◇森永高滝カントリー倶楽部(6,652ヤード・パー72)>
 「罰ゲームかと思った(笑)」。初日に2打差の2位タイと好スタートを切った上田桃子。この日は朝から不安定な天候で時折雨が降るコンディション。最終組がハーフターンしたころには雨脚がかなり強まり、冒頭のようなコメントが出る状況となった。

 上田は前半、4番から3連続バーディを奪取し、首位のイ・チヒ(韓国)に喰らいつくが、後半は雨の影響もありピンチの連続に。それでもボギー1つに留めると、最終18番パー5では残り141ヤードのサードショットを8番アイアンで3メートルにつけバーディ締め。「耐えていれば必ずいいことがあると思っていた」、強雨の中をなんとか耐え切り、“ご褒美”をもらうことができた。
 今週は風邪を引いてしまい、プロアマ戦は9ホールで途中棄権。この日も「頭が痛かった」と決して万全とは言えない体調ながら、首位のイとの差を1打に縮め2位タイで最終日へ。「来季を見据え準備が整っていなくてもどれだけできるか」をテーマに無理をせず、「自分のできることをきちんとやろうと」高い集中力でここまでプレーしてきた。
 「自分に期待してないのが良かったのかも。もちろん優勝は目指しますが、自分には期待せずにやります」。今季は3年ぶりに勝ち星を挙げ、ようやく長いトンネルから抜け出ることができた。今の上田には賞金女王を獲った07年のような“勢い”はなくとも、米ツアーで苦労しながら磨いた技術がある。体調や準備が万全ではなくても、勝つ。さらなる高みを目指し、明日も気負わず自分を信じて戦い抜く。
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