<樋口久子 森永レディス 初日◇31日◇森永高滝カントリー倶楽部(6,652ヤード・パー72)>
 国内女子ツアー「樋口久子 森永レディス」初日。昨年初シードを獲得したが、現在賞金ランキング58位とシード喪失の危機にある中村香織が、終盤のこの大事な大会で4バーディ・1ボギーの“69”でラウンド。首位と3打差の4位タイと好スタートを切った。

 初日好スタートを切った中村だが、実は距離が長く「どちらかというと苦手」だというコース。さらにティショットが不調でセカンドでは距離を残ってしまい「全然乗らなくて」とパーオンを逃す場面が目立った。しかし「パッティングは良かった」と好調のショートゲームでカバーしスコアを伸ばすことに成功した。
 10月の「スタンレーレディス」の頃から腰痛に悩まされていた中村は、仲の良い一ノ瀬優希から教えてもらった治療院に昨日行ったところアップダウンがキツいこのコースを「楽に回れました」という程に回復。昨日の治療では後頭部を20分ほどマッサージ、さらにラウンド中「右耳の下を揉むように」とアドバイスを受けたという。「噛み合わせが悪さが腰痛の原因になっていたのかも」と、プロ野球選手も多く通うというこの治療院おかげで、「ラインを見る時にしゃがんでも痛くなくなった」と悩みが解消、パットが楽に出来るようになったという。
 3試合連続で初日はトップ10発進を決めている中村。しかし、先週、先々週はそこからスコアを落としてしまっている。そんな中村だが「気持ちと体がついてきてくれればスコアになる自信はある」と、悩みの腰痛も回復し身体の準備は整った。あとはシードに向け気持ちが身体についてきてくれるかだ。
 賞金ランク上位の選手が多く欠場するこの大会は、中村ら微妙な位置にいる選手にはまたとないチャンス。今週はこの好発進を無駄にするわけにはいかない。
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