奥歯専用の歯ブラシ

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 パシフィコ横浜にて10月10日から12日まで開催されていた『第7回 ワールドデンタルショー2014』では、予防歯科関連製品が展示されていた。

 イベント会場で目に留まったのは、若い女性が多く集まっていた株式会社オーラルケアのブース。同社は、予防歯科関連製品・訪問在宅関連製品の開発、輸入、販売や、予防歯科関連セミナー・講演会の企画、開催などをおこなっている。そこで、展示されている製品について、同社の歯科衛生士、大志民さんにお話を伺った。

――展示されている歯ブラシの種類が多いですが、歯ブラシを選ぶ際のポイントは?

 まずは、お口の中の状況に合わせてください。たとえば毛のかたさは、歯茎が腫れていれば“やわらかめ”、健康なら“普通”といった選び方です。なかでも特に重要なのは、プラークをしっかり落とせるかどうか。患者さんのお口の状態に合わせるため、毛のかたさや形なども含め弊社では30種類ほど取り揃えています。

――近年、一般的になりつつあるデンタルフロスですが、その役割はどういったものでしょうか?

 大きな役割は、歯ブラシの毛先が届かない歯と歯の間の汚れを落とすことにあります。補助用具としてとらえられがちですが、実際はすごく重要なアイテムです。

――デンタルフロスと似た製品で歯間ブラシもあるかと思いますが、その違いは何でしょうか?

 歯間ブラシとの大きな違いは、歯と歯の間や歯茎の中のプラークをしっかりかき出せることにあります。これは、ブラシタイプでは絶対にできないことです。特に弊社のフロスはやわらかいので、歯茎にあたっても痛くありません。安心してお使いいただけます。

――キシリトール入りのガム、タブレットについての特徴はいかがでしょうか?

 市販されているキシリトール入りのガムと違い、弊社が扱っているものはキシリトールが100%配合されています。また、タブレットは約10年ほど前から発売され、仕事中にガムを食べたくても、食べられない状況だったり、まだ食べられないお子さんなどにオススメです。

――そもそも、キシリトールの効果はどういったことが挙げられますか?

 キシリトールは口腔内のミュータンス菌を弱らせ、その結果、歯垢を減らすことができます。また、人工甘味料や砂糖は、摂取すると口腔内が酸性に傾き、歯を溶かしてしまうのですが、キシリトールにはその心配がありません。天然の甘味料のため、 もちろん人体に影響はありません。

――ジェルについては、あまり一般的でない印象ですが、どういった製品でしょうか?

 歯磨き後に歯に塗るフッ化第一スズ配合のジェルです。歯科医院で定期的に塗るフッ素よりも濃度が低いため、毎日お使いいただけます。

――なるほど、歯科医院に置かれる製品だけあって、こだわりを感じさせるものばかりですね。歯磨きだけでなく、フロスやジェル、キシリトール入りのガムなどを複合的に活用することの重要性をあらためて感じました。ありがとうございました。