ムーミンや初公開作品が400点!「トーベ・ヤンソン展」がフィンランドから横浜へ上陸

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フィンランドを代表する女性作家で、ムーミンシリーズの作者としておなじみのトーベ・ヤンソン。彼女の父親は有名な彫刻家で、母親はイラストなどを描く商業デザイナーだったというから、その芸術的な才能は約束されていたみたい!

今年はトーベ・ヤンソンの生誕100周年を祝って、フィンランドでは国立アテネウム美術館で行われた本格的な回顧展が、今回、日本へ上陸。10月23日(木)から11月30日(日)まで横浜のそごう美術館で「生誕100周年 トーベ・ヤンソン展 〜ムーミンと生きる〜」として開催されるそう。私たちの大好きなムーミンの世界はもちろん、あまり知られなかった芸術家としての作品展示は必見!

「これまで、まとめて見る機会の少なかった油彩の作品50点や、風刺雑誌の挿絵画家として活動していた初期の頃の作品、児童文学の挿絵など、初公開のものがたくさん展示されますが、ムーミンシリーズの挿絵原画にも初公開のものがあります。今回は、彼女の画家としての面を改めて再認識していただける展覧会になると思います」と、広報担当の樋田さん。油彩や水彩、挿絵だけでなく、兄弟や親しい人々が撮った写真資料など、約400点もの展示があるとか。

作品展示のほかにも、会場では、トーベ・ヤンソンが1965年から1991年までほぼ毎年サマーシーズンを楽しんだという、手作りの「夏の家」を再現! インテリアも彼女の過ごしたままに再現されるそうだから、こちらも楽しみ。

ミュージアムショップには、ムーミンの絵柄のマグカップや絵皿など、おなじみのアイテムも揃っているけれど、今回はそれ以外のオリジナルグッズが狙い目。油彩や挿絵作品をモチーフにしたポストカードや文房具は、ほかでは手に入らないものばかり! 画家としても活躍したトーベ・ヤンソンの世界を堪能したら、生誕100周年の記念になるオリジナルグッズを手に入れて♪