小木の検閲に困り果ててる? 森山直太朗

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 歌手の森山直太朗が30日、都内で行われた映画『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ』の大ヒット舞台あいさつに、劇団ひとり、おぎやはぎ(小木博明・矢作兼)、佐久間宣行監督と共に登壇した。イベント中、森山は、自身の結婚について話が及ぶと、義理の兄である小木から「奥さんはカトパン(加藤綾子)じゃなきゃヤダ」と言われていることを明かし、その傍若無人ぶりを嘆いた。

 本作はテレビ東京の深夜バラエティー「ゴッドタン」の人気企画から誕生した劇場版第2弾。スポーツも勉強もできるスーパー高校生の川島省吾(ひとり)が、何者かがコントロールする世界で翻弄(ほんろう)されながら、セクシー女優からのキスの誘惑に耐える姿を、お色気とアクション満載で描いたエンターテインメントムービーとなっている。

 森山はこの日、本作のために書き下ろした主題歌「五線譜を飛行機にして」を披露するために登壇。しかし、客席に「結婚して!」と書かれたうちわを持った女性が発見されると、話は森山の結婚に波及。小木がその女性を「ダメだなぁ。見た目がちょっとなぁ」と却下すると、自身の結婚観について森山は「わかんないですよね。結婚の感じが……」とポツリ。そこで、急にスイッチが入り「本当に小木さんうるさい。『とにかく俺がカワイイって言わなきゃダメだよ。カトパンじゃなきゃヤダ』って言っている」と小木の検閲の厳しさを嘆いた。

 その後、伸びやかな歌声で主題歌を披露し、観客を魅了した森山。さらに、ひとりからの「もう一曲お願いします」の一声で、舞台あいさつはミニライブへと一新。観客から自身の楽曲「どこもかしこも駐車場」をリクエストされた森山は、「『さくら』のこと?」(矢作)、「そんな曲あんの?」(小木)という野次を受けながらも、再びギターの弦を弾き、観客を森山ワールドに導いた。(取材・文:鶴見菜美子)

映画『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ』は公開中