【猫】ニコニコ動画で大人気の「ネコ動画主」鉄板動画4選

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動物好きな人が多いと言われるインターネット空間。とりわけ猫の人気は絶大で、SNSやブログ、動画投稿サイトなど場所を問わずキュートな猫の姿を見ることができる。『ニコニコ動画』もそんな猫好きが多く集まるコミュニティの1つ。毎日さまざまな猫動画がユーザーによって投稿され、閲覧者からコメントが書き込まれ続けている。

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今回はそんなニコ動から“猫動画の名物投稿者”にスポットを当て、どんな投稿者なのか、なぜ固定ファンが付くのかを調べてみた。

■“癒されオーラ”100%の鉄板シリーズ


河原は優しさで溢れている。【魚くれくれ野良猫】
投稿者名:nainanaina さん

魚くれくれ野良猫製作委員会が投稿している動画シリーズ。河原や街中で暮らす野良猫の日常を記録する動画が多く、また時には仔猫を救出したり、動画中で野良猫の里親を募集したりもしている。

動画からは“自然と人間、野良猫たちの調和”が強く感じられ、河原の猫たちが人間のひざに乗ってくつろぐ姿は癒しオーラ全開だ。シーンの構成、BGMの選曲などもセンス抜群。近年は編集技術と画質が一気にアップし、市販の映像ソフトに収録されていても違和感のないクオリティになっている。

この投稿者に特徴的なのは“猫視点でのカメラアングル”だろう。普通の投稿者は人間の目線(高所)から撮影することが多いのに対し、「魚くれくれ野良猫」シリーズは徹底して猫に近い(低い)目線。しかも撮影距離が近い。野良猫からここまで信頼されているというのは相当なことだ。

ちなみに普段から「猫好きの人間が無責任にエサやりするせいで野良ばかり増えていく…」と憤っている人は、動画に登場する猫たちの耳に注目いただきたい。成猫の耳先がわずかにカットされているのは“避妊・去勢済み”を示すサインで、その猫は今後繁殖することがない。一代限りの地域猫というわけだ。

こうした活動に補助金の出る自治体もあるが、補助がない場合は避妊去勢費用(1匹あたり1〜2万円程度)がボランティアの自腹になったりする。野良猫に関わる人たちもいろいろ大変なのだ。

■“神の手”を持つモフり・マイスター


【レポート】野良猫のωを観察したり色々してみた
投稿者名:ねこかます さん

猫動画の投稿者で珍しく「ニコニコ大百科」に単独項目があるという、ねこかます氏によるシリーズ。公園に暮らす野良猫を追い続け、その人間模様ならぬ“猫模様”を詳細にレポートしていくスタイルが人気だ。本人の才能と努力によって猫から異様に好かれるらしく、野良猫たちを思うさまモフり倒す様子は視聴者を悶絶させている。

野良猫との距離感やボランティア活動の実績などは前述した「魚くれくれ野良猫」シリーズの投稿者と似ているが、このねこかます氏がオンリーワンなのは“ω”へのあくなき探求心だろう。

ωのネット用語が意味するところは2種類あり、1つは猫の口元(拡大するとωに見える)、もう1つは雄猫の股間に存在するタマタマ。投稿者が異様ともいえる関心を寄せるのは後者のωで、それは上の動画をご覧になれば理解できるだろう(股間アップが多いため苦手な人は注意)。

早朝から公園で猫のωをモフモフする投稿者の様子はなかなかシュールで、動画コメント欄にも「おまわりさんこいつです」「玉職人の朝は早い」「何が主をそうまでかき立てるのか」など視聴者からのツッコミが寄せられている。なお、投稿者のブログには写真をふんだんに使った猫観察レポートがあり、高い更新頻度を誇る。気に入った人はチェックしてみるといいだろう。幸いブログは変態度が抑えめだ。

■幅広いメディアで活躍する“猫保護の達人”


【レポート】子猫拾いました
投稿者名:ぴんぐ さん

保護猫&飼い猫との日々を綴っていく動画シリーズ。猫好きの間で有名な投稿者のブログにちなんで「ちゃとらとはちわれ」タグが付けられている。同じタイトルでDVD・書籍が出ており、アイリスオーヤマの運営するペット総合情報サイト「アイリスペットどっとコム 猫といっしょ」にも連載コーナーを持つなど非常に精力的な活動をしている投稿者である。

動画とブログから分かる通り、捨て猫との遭遇率の高さは並外れている。他人から捨て猫の報告を受けて救出する、保護した妊婦猫が自宅で出産する、獣医から引き取る……など出会いのパターンも豊富。保護した猫はきちんと育ててから里親探しを行ない、その結果まで細かく報告している。

上掲の動画は茶トラの仔猫を保護した時のもので、最初は怖がって威嚇していたのが徐々に慣れていき、最終的に投稿者の指をペロペロ舐めるようになるまでの感動ストーリーが3分半に凝縮されている。全体的に動画のつくりはシンプルだが、それゆえ投稿者の“猫愛”がダイレクトに伝わってくるシリーズと言える。同じタイプの動画をもっと堪能したい人は「ぬこ保護リンク」でタグ検索すると幸せになれるだろう。

■世界一やさしい“虐待”動画


汚い仔猫を見つけたので虐待することにした(1匹目)
投稿者名:eiz5963 さん

ショッキングなタイトルだが本当の虐待動画ではなく、母親のいなくなった仔猫を保護して育てる投稿者による動画シリーズ。

「汚い仔猫を見つけたので虐待することにした」のフレーズはネット掲示板・2ちゃんねる発祥のコピペ(広く普及した定型文章)で、“汚れた仔猫を洗ってご飯を与えて遊んであげて寝かせるまでの行動”を照れ隠しのため、虐待になぞらえて表現したものだ。動画の内容があまりにコピペ通りだったためネット上でまたたく間に話題となり、今年9月という投稿時期にも関わらず猫動画として異例の100万ヒットを達成した。

現在はシリーズ名を「実家の車庫で保護した子猫」と変え、ほぼ一週間スパンで更新中。保護された2匹はシロ&くるみと名づけられ、投稿者の愛情を受けながら健やかに成長している。なお、あまりのかわいさにノックアウトされる視聴者が続出したためか、今度はタグに「視聴者虐待動画」と貼られる見事なオチが付いた。