米HPが新発想PC「Sprout」発売。物体を3Dカメラで取込み、プロジェクタ投影のタッチマットで操作

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米HPが、一体型デスクトップ PC の新製品 Sprout を発売しました。タッチ入力機能を持つマットと、Illuminator と称する 3D カメラおよびプロジェクターユニットからなる Sprout システムを組み合わせた、新しいコンセプトのPCです。

Sprout では、タッチマット上に置いた物を即座にスキャンして、その映像をタッチマットに投影、そのまま手で加工するといった直観的な操作が可能です。

 
モニター上部の Illuminator には、1024 x 767px DLP 方式のプロジェクター、14.6MP のメインカメラと Intel RealSense 3D カメラ、RGB カメラ、LED ランプを搭載。

20インチ、20点入力対応の静電容量式タッチマットには、モニター上部に設置したプロジェクターから映像が投影され、PC のモニターとともにデュアルスクリーンを構成します。
 

 

マット上に置いた物は、そのまま Illuminator のメインカメラでスキャンしてPC へ取り込めます。取り込んだ画像はすぐにタッチマットに映しだされ、タッチ操作で拡大縮小などの編集が可能です。
 
また紙に描いた絵などの印刷物もスキャンできるので、手元にある書籍を電子化したいといった用途にもそのまま使えます。

加えて3D カメラでは、付属のソフトウェア 3D Snap Shot を使って3D モデルのスキャンも可能。取り込んだ 3D データはOBJ 形式のファイルとして保存され、3D プリンタなどで利用できます。ただし、HP ではこの機能はまだ実験的なもので、今後も改良を継続していくとしています。

そのほか、Adonit Jot Pro スタイラスペンを使った手書き入力に対応。キーボードとマウスも付属し、マットが不要なときは通常のPCとして使えます。
 



PC 部の主な仕様は、23型10点タッチ対応フルHD 液晶、Intel Core i7-4790S プロセッサ、Intel HD Graphics 4600 および NVIDIA GeForce GT 745A グラフィック、8GB RAM (最大16GB)、1TB HDD+8GB SSD のハイブリッドストレージ。

入出力はギガビットLAN、IEEE 802.11a /b /g /n WiFi、Bluetooth 4.0、USB 3.0 x2、USB 2.0 x2、SDXC カードリーダー。1MP ウェブカメラ。

OS は Windows 8.1 64bit。米HP の直販価格は1899.99ドルです。