「ハラスメントって言葉やめねえか?」タレント・武井壮のツイートに賛同者続出

写真拡大

モラハラ」に「パワハラ」、「ドクハラ」に「マタハラ」と、とかく、近年は「○○ハラスメント」という言葉が大手メディアを中心に数多く取り上げられているが、そうした中、タレント・武井壮(41)がツイートした内容が注目を集めている。

これは、10月28日に武井が自身の公式アカウントからツイートしたもので、「ハラスメントって言葉やめねえか?大好きな人にされたら許せて、嫌いな人にされたら怒る行為はハラスメントじゃねえと思うんだわ」と、昨今の「なんでもハラスメント」といった感じの風潮に異を唱えつつ、「それはただの人の好き嫌い」とバッサリ。「ハラスメントハラスメント騒いで人を罰することばっか考えてねえで人と人の輪を温かく築こうや、それが人間の素敵な優しさや愛だよな」としている。
これに対し、ネット上のユーザーからは、一部、「綺麗ごとだ」とする向きはあるものの、概ね、武井のこの発言に対して、「武井さんの考え方に賛同する」「やはり大切なのは人を思いやる心」「理想を現実に変えよう」といったエールが相次いでいる。

武井自身、自らのこうした考えについて、あくまで「理想論」であるということを理解しているように、現状、数多くのハラスメントに苛まれている加害者側からすれば、「愛や思いやりで解決できるのか!」と感じる部分があることもまた事実。しかし、どこまでいっても、人間関係において必要なのは「心」。世人の多くがそれを理解し、実践することで、武井の「理想論」が「単なる理想論」ではなくなる日が訪れることを、我々は祈るばかりだ。

文・藤井一成

■参照リンク
武井壮