なでしこは人工芝も苦にしない、W杯開催地でホスト国カナダに3発快勝

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[10.25 国際親善試合 カナダ女子0-3日本女子]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は25日、カナダ女子代表とカナダ・エドモントンで国際親善試合を行い、3-0で勝利した。両代表は28日にもカナダ・バンクーバーで親善試合を行う。

 カナダはなでしこにとっては連覇のかかるW杯が、来年6月に開催される地。そこでのアウェー戦、ロンドン五輪で銅メダルを獲得するなど、力を付けているカナダ代表との対戦は、強化にはうってつけの相手となる。またW杯本大会でも使用が予定されている人工芝のピッチを経験すると意味でも重要な試合になった。

 2連戦の初戦。なでしこは9月のアジア大会では招集されていなかったFW大儀見優季ら海外組がスタメンに並ぶベストメンバー。左SBではDF鮫島彩が約1年7か月ぶりの代表復帰を果たした。

 先制点は早い時間に生まれた。前半9分、左MFで先発した安藤梢が高い位置でボールを奪うと、DFを引き付けてFW大野忍にパス。さらに大野もDFを引き付けると、ゴール正面の大儀見がフリーになる。パスが出ると、大儀見は左足で簡単に沈め、試合を優位に進める得点を奪った。

 追加点は後半に入ってから。25分、なでしこは左サイドからのCKを獲得すると、ショートコーナーから折り返しを受けたMF宮間あやがクロスを上げる。これに合わせたのはCBでスタメン出場していたDF川村優理。混戦の中、頭で合わせると、鮮やかにゴールネットを揺らした。25歳DFの代表初ゴールで勝利をグッと引き寄せると、同35分には途中出場していたDF有吉佐織が左サイドからクロスを上げる。大儀見が潰れたニアを越えたボールはファーサイドでフリーになっていたFW川澄奈穂美のもとに。女子バロンドール候補MFが難なく押し込み、勝利を決定づけた。