ミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長が24日、週末のフィオレンティーナ戦を前に今季9度目となるミラネッロ訪問でチームを激励した。今回はヘリコプターではなく、車でミラネッロを訪れている。

『Milan Channel』が報じたところによると、ベルルスコーニ名誉会長は車から降りると、「なんと素晴らしい日だ!」と語ったそうだ。また、ゲストに「カーザ・ミラン」(オフィス)の写真を見せ、「世界で最も美しいサッカークラブのオフィスだ。私の娘バルバラによるものだよ」と述べたという。

ベルルスコーニ名誉会長はバルバラ代表取締役、フィリッポ・インザーギ監督とともにランチルームでチームにあいさつ。スピーチ後、全選手から拍手を送られている。

ベルルスコーニ名誉会長はチャンピオンズリーグでユヴェントス、ローマが敗れたことについて、このようにコメントしている。

「彼らの黒星、特にローマの敗北は、イタリアサッカーの価値を下げた。クラブの基準は下がっており、さらに欧州でのランキングも失っている。ローマのような敗北は、イタリアでプレーする選手の価値を落とすものだ」

「こういった1−7のような大敗は、ドイツでプレーする選手と比べ、イタリアの選手の価値を14分の1にもしてしまう」