日経平均チャート(日足・1年)*チャート画像をクリックすると最新のチャートがご覧になれます。SBI証券HPより

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 20日(月)の日経平均は前週末比578.72円高の1万5111.23円でした。

 週末17日のNYダウは7日ぶりに大幅反発し、前日比263.17ドル高の1万6380.41ドルでした。欧州中央銀行(ECB)による追加緩和期待などから、欧州各国の株式相場が大幅上昇したことが好感されました。また、9月の米住宅着工件数が市場予想以上に増加し、10月の米消費者態度指数(速報値)も市場予想を上回ったことも好材料でした。

 この17日の米株高に加え、「GPIFが17日、国内株式での運用比率の目安を12%から20%台半ばに大幅に引き上げる方向で調整に入った」と報じられたことが、日本株へのさらなる買い材料になりました。

 その結果、20日の日経平均はピン引けでした。上げ幅578.72円は2013年6月以来の大きさで今年最大でした。1万5100円回復は10月10日以来のことです。東証1部の値上がり銘柄数1802は過去最高だということです。安倍晋三首相が午後、小渕優子経済産業相と松島みどり法相から辞表が提出され、受理したことを明らかにしたと伝わりましたが、相場への影響は特にありませんでした。

日本株は17日で目先の底入れが完了

 日経平均が9月25日の1万6374.14円から10月17日の1万4529.03円へ、1845.11円の大幅下落を記録したことで、投資家の体力及びマインドが回復するには時間を要するでしょう。

 なお、底入れしたら、今年の2月から3月にかけてのような戻りをイメージしています。あの時は、2月5日に1万3995.86円で底入れし、3月7日に1万5312.60円を付けてリバウンドが終わりました。

 ただし、17日で目先の底入れは果たしたとの認識です。16日の日経平均は一時は1万4672.55円と5月30日以来およそ5カ月ぶりの安値を付けました。一方、追証絡みの投げ売りと、押し目買いや売り方の買い戻しが激しく交錯し、東証1部の売買代金は9月12日以来の水準に膨らんだ。これでセリングクライマックスになりました。確かに、翌17日に1万4529.03円を付け、1万4672.55円を割り込んだため、綺麗な底入れとはなりませんでしたが・・・。

 ちなみに、17日の東証1部の騰落レシオは25日移動平均が69.42%、10日移動平均は47.49%、そして、6日移動平均は、なんと25.65%でした。騰落レシオは底値発見機能に優れているとされています。よって、20日の大幅反発で目先底を入れた確度は高いでしょう。

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