フジテレビ上層部がまさかの展開に頭を抱えている。ショーパンこと生野陽子アナ(29)が独立をほのめかし始めたというのだ。
 「あの知名度なら、ゴールデン&プライム帯でレギュラーを持てば最低でも一本当たり100万円は担保されるはず。日テレやテレ朝、TBSのキー局はすぐにでも起用したがるでしょう。おまけにフジの女子アナの中ではNHKでも通用する稀有な人材ですからね」(事情通)

 潜在視聴率では現在、民放女子アナのトップが日テレの水卜麻美アナの11.2%。続くアヤパンが10.8%、ショーパンは第3位の10.5%を取る人気者。加えて私生活では同期の中村光宏アナとの結婚が発表されるなど、順風満帆な勝ち組女子アナの絶頂期を満喫しているはずだ。
 いったいなぜ、フジを辞めると言い出したのか。その一番の原因は、先ごろの『めざましテレビ』からの卒業が大きく影響している。
 「プライドの問題ですよ。フジのスタッフは、カトパンとの権力闘争で負けたために番組を追い出されたとの認識で一致している。外見からは想像もできないほどの勝気な性格で知られるショーパンにとっては、かなりショックだったようです」(関係者)

 そんな状況にトドメを刺したのが、局内のイジメにも近いシゴキ。夕方の『スーパーニュース』に移籍してからは、メーンキャスターの安藤から怒られる毎日なのだという。
 「安藤は自分のポジションを奪いかねないショーパンに対し、ライバル心を剥き出しにしている。だから番組終了後の反省会は、コメントが長い短いに始まり、時には時事問題を答えさせられるなど、ショーパンの吊るし上げの場になるんです」(同)

 さらに周辺からはこんな話も聞こえてくる。
 「バラエティー番組指向のショーパンには、はなから『スーパーニュース』をやる気などなかった。しかも、報道局の番組担当になれば安藤から睨まれるばかりか、サブの椿原慶子にも煙たがられる。無用な争いに巻き込まれたくなかったんです」(関係者)

 さらに、当初の話とは全く違う理不尽な扱いにも激怒しているという。
 「局幹部からの説明では、生野は安藤と同じメーン扱いだった。しかしいざ蓋を開けてみれば、完全な二番手。局への不満は最高潮に達している」(制作関係者)

 結果、飛び出したのがショーパンの独立話なのだ。
 「元TBSの田中みな実が所属したテイクオフへの移籍説が飛び交っています。あそこならどのテレビ局にも出演できる。支度金として5000万円なんて話も出ています」(関係者)

 すでに秒読み段階か。