知ってる? 相手の「自己重要感の欲求」を満たして愛されるテク「得意分野の話を振る」

人は誰しも「必要とされる存在でありたい」と思うものですが、こちらから意中の相手にそう感じさせることで、ふたりの関係性に変化が起こることもあるようです。ではその方法とはいかに?

■「自己重要感」とは何か?

人間には生まれながらに持っている欲求があります。その中のひとつに「自己重要感を高める」ことがあります。「自己重要感を高める」ことは、「自分自身が価値のある存在である」「人より優れた部分を持っている」「人から尊敬されたい」ということと同義といえるでしょう。

こういった欲求は、私たちが無意識のうちに持っているものですが、自己重要感が満たされないと劣等感にさいなまれたり、「ここに自分の居場所はない」などと感じてそこから離れてしまうこともあります。自己重要感とは、自分の存在意義を感じるのにとても重要な役割をはたしているのです。

■人との会話で「自己重要感」をくすぐられる

さて、私たちが自己重要感を高めるには他人の存在が重要な役割をはたしています。誰かから「なくてはならない存在」と言われるようなケースはもちろん、ちょっとした会話の中にも自己重要感を高めてくれる瞬間が潜んでいます。

例えば、友人と何気ない会話。その中で「おしゃべりできて楽しかった」と言われたとします。それは自覚はなかったものの、「相手の役に立った」という現実を知ること。役に立ったという実感が自己重要感を高めてくれるのです。

そして、自己重要感を高めてくれる相手は幸福感をもたらしてくれ、自分に幸福感を与えてくれる相手には、自然と好印象を抱きます。では、その心の動きを恋愛に応用してみるとどうなるでしょうか?

■恋愛での「自己重要感」アップ

恋人や気になる相手の自己重要感を高めるにはどうしたらいいのでしょうか? 具体的な方法を探ってみましょう。

・まずは話を聞いてあげる

途中で意見したり反論すると、「自分は間違っているのかも」という思いが芽生え、自己重要感の低下につながります。まずは肯定的な相槌を打ちながら、きちんと話を聞いて受け止めてあげましょう。

・得意分野の話を振る

男性は自分の得意とすることを話すのが好きですよね。それなら、敢えてその話題を振ってみてはどうでしょうか。そして分からないことを教えてもらったときは、彼の知識の豊富さを褒めるとともに、「教えてくれてありがとう」という気持ちを伝えましょう。自分が役に立ったと実感してくれるはずです。

・相手のいいところを褒める

シンプルに「褒める」行為は、自己重要感を高めるのに有効です。誰だって褒められたら悪い気はしないですよね。しかしお世辞ばかり言っていると「なんだコイツ」と思われかねません。「お世辞」ではなく「事実」を口にするようにしましょう。

単純なようですが、まずはこんな行動を意識して、彼の自己充実感を高めてあげましょう。きっとお互いの距離は近づくはずです。

(ファナティック)

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