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12月6日に公開されるアニメーション映画『THE LAST -NARUTO THE MOVIE』の主題歌に、スキマスイッチのニュー・シングル「星のうつわ」(12月3日発売)が起用されることが明らかになった。

主題歌の発表に合わせて、今回のために描き下ろされたジャケットデザインも明らかに。主題歌が使用された予告編は、11月1日より全国の劇場で公開されるという。本作の廣部琢之プロデューサーは「『NARUTO THE MOVIE』らしくなくて、実は『NARUTO THE MOVIE』らしいアーティストを考えた時、まずスキマスイッチが浮かびました。誰もみたことのない成長した主人公うずまきナルトの声を表現するような、優しくて力強い大きな世界観の楽曲をお願いしました」とスキマスイッチ起用の理由を明かしている。

スキマスイッチの大橋卓弥は「誰か一個人を愛するというよりはもう少し大きな"愛情"、人が人として伝えていきたいこと、命の連鎖、継承、そんな僕たちなりの"人間愛"を幅広い世代の人達に届けられたらと思います」と楽曲に込めた想いを説明。そして常田真太郎は「受け取るだけの側から受け取り伝える側、いつかは残す側へと移っていくナルトたちと、12年目の自分たちの気持ちを重ねて物語を楽しんでいます。僕たちの『星のうつわ』がこの壮大な物語のファイナルをそっと飾ってくれることを願っています」とメッセージを寄せている。

また、スキマスイッチの2人は『THE LAST -NARUTO THE MOVIE』のアフレコにも挑戦。アフレコ現場に駆けつけた主人公のうずまきナルトは「スキマスイッチの二人が今回の映画のために書き下ろしてくれた曲が心にしみたってばよ! この曲を聴くと不思議と父ちゃんや母ちゃん、大切な人たちのことを考えずにはいられないっていうか、うまく言えねえんだけど自然と涙がこみ上げてくるぜ…大橋さん、常田さん! 素敵な曲をありがとうだってばよ!」と喜びを伝えている。

『THE LAST -NARUTO THE MOVIE』は、原作コミックの累計発行部数が1億3,000万部を突破した岸本斉史氏による漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)の看板漫画『NARUTO-ナルト-』の2年ぶりとなるアニメーション映画。異常接近した月がこのままでは崩壊し、隕石となって地上に降り注ぐという地球最後の日に向けたカウントダウンの中で、ナルト最後の物語が描かれる。そして2015年には「NARUTO-ナルト-展(仮)」が開催され、"NARUTO新時代開幕プロジェクト"がスタートする。

(C)岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ (C)劇場版 NARUTO 製作委員会 2014