10月4日、仁川アジア大会が閉幕した。日本は史上最多の金47、銀76、銅77と計200個のメダルを獲得したが、同時に聞こえてきたのは「2018年の平昌冬季五輪は大丈夫か!?」の声である。
 「今年行われたソチ五輪、サッカーW杯と比べるまでもなく、近年の国際スポーツ大会の会場としては最悪でした」(現地入り記者)

 宿泊ホテルのエレベーターが故障し、日本のサッカー代表選手団は、22階を上り下りさせられた。日本は“大人”として対応したが、準々決勝でホスト国・韓国と戦った際、伊藤博文暗殺事件の安重根の肖像画がまたもや掲げられた。また、野球・タイ代表の夜間練習では照明機の使用を許可せず、バドミントン会場では停電も起きている。
 「ボクシングは特にひどかった。男女ともにあからさまな“疑惑の判定”で、韓国選手の手を上げる試合が続出していました」(同)

 整備、待遇ともに最悪な上、公平性まで保たれていない。五輪の開催能力に疑問の声が出るのも当然か。
 「仁川大会は女子サッカーの優勝など、北朝鮮の活躍も目立ちました。北朝鮮は昨年12月、金正恩第一書記の肝いりで馬息嶺スキー場をオープンさせており、スポーツで存在感をアピールしようとしています」(全国紙政治部記者)

 平昌大会の弱点は経済事情もあるが、雪不足と地形的な問題で、国際大会に対応できる競技施設の一部を造れないことらしい。
 「そこで浮上してきたのが、馬息嶺スキー場への『会場変更』です」(同)

 今回のアジア大会での醜態も重なり、南北共催説も真実味を増している。北朝鮮はウエルカムの姿勢を韓国側にすでに伝えたという。韓国のメンツ次第だが、五輪で恥の上塗りをするよりはマシかもしれない。