【ライブドア・ニュース 14日 川口町】 − 昨年10月下旬の中越地震の傷跡の残る新潟県では、9日から13日にかけて約20年ぶりの豪雪に見舞われ、積雪量は2メートルを超えた。積雪による二次災害を防ぐために、現地では対策に追われている。

 中越地震の震源に近かった北魚沼郡川口町では、12日から13日にかけて、被災住民たちが共同して仮設住宅の雪下ろしをした。仮設住宅は「2メートルの積雪にまで耐えられる」ように作られているが、ここ数日の豪雪で許容量を超えた。

 川口町小高から田麦山小学校近くの仮設住宅に避難しているフリーターの男性(19)は「ここ(仮設住宅)の雪掻きだけで精一杯。全壊判定の出た本当の家にはここ数日行くことができない。この雪で完全に潰れるでしょう」と嘆いた。

 また、一晩で自動車が埋まるほどの積雪があり、仮設住宅の駐車場の除雪を担当していた土木作業員は「朝4時半から夜9時まで、食事の時間以外ずっと除雪作業をしている。これだけ降ってはきりがないよ」と語った。

 仮設住宅での不便な生活にようやく慣れてきた人たちだが、現在は豪雪による被害を抑えることで精一杯。しかし、「春は必ず来る」(川口小学校にある仮設住宅の被災民)と信じて日々の生活を送っている。 【了】

ライブドア・ニュース 佐谷恭記者