室町時代の勇ましい狩装束

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大阪市北区の大阪天満宮では秋の大祭として2014年10月25日午後3時から本殿にて「流鏑馬神事(やぶさめしんじ)」を斎行する。

都会の真ん中で見られる 躍動感溢れる祭事

平安時代から行われている流鏑馬は、鎌倉時代には武士が鍛錬の為盛んに行うも、室町以降は合戦の様式が一騎打ちから、集団先方に変化したことから神事の際に奉納されるようになり、今に至る。江戸初期には一時中断されたこともあるが、浪速の秋の風物詩として長い歴史上、随筆や絵画の題材となっている。当日は本殿での神事のあと、神職が騎乗し宮内に設けられた高殿の周りを三巡し、馬場を祓い清める「馬場清祓之儀」を行い、室町時代の狩装束を着た本駆者による「弓祈祷之儀」「騎射之儀」を執行する。大阪の発展に伴い、同宮周辺は人家が密集し、参詣の群衆が激増したことから安全を考慮し、独特の形式が生み出された。公共交通機関でのアクセスは、大阪市営地下鉄谷町線・堺筋線「南森町」駅下車、JR東西線「大阪天満宮」駅下車すぐ。